この記事では、ANOBAKA(旧:KVP)について、会社概要・年収・働き方、採用までどこのサイトよりも詳しく解説していきます。
- ANOBAKAへの転職希望者
- ベンチャーキャピタリストとして働くことに興味がある
- 起業家支援を仕事として行ってみたい
が本記事の主な対象者となります。
ANOBAKAってどんな会社
ANOBAKAは、2020年に代表の長野泰和氏がソーシャルゲーム会社で有名な企業である、KLabのCVCであったKVPからMBOすることで設立した、シード期/アーリーステージの起業家を支援するベンチャーキャピタルです。
ANOBAKAという会社名は、「勇気のある”あのバカ”が、夢の実現に邁進していくのを支援したい」というミッションを体現したいという長野氏の思いから名付けられました。
事業内容は主に下記の2点になります。
- ベンチャー投資
- 起業家コミュニティの創出
ベンチャー投資
事業のアイディア出しからハンズオンによる支援までANOBAKAでは行います。投資金額は、1000万円から5000万円のレンジで既に複数社はexitしているなど優れた投資実績を持っています。
- 配送マッチングプラットフォームを手がける「CBcloud(シービークラウド)」
- ピルのオンライン診察サービスを手がける「ネクストイノベーション」
- 建設業の人材マッチングサービスを手がける「助太刀」
- コスメショッピングアプリを手がける「NOIN(ノイン)」
- 学習塾向けの業務管理アプリを手がける「POPER(ポパー)」
- 花のサブスクリプションサービスを手がける「Crunch Style(クランチスタイル)」
上記の会社は投資先で上場間近とされている有力企業です。(DIAMOND SIGNALより引用。)
起業家コミュニティの創出
定期的なミートアップ・勉強会・大規模な起業家向けイベントを行っています。また、コアワーキングスペースを有料で提供しています。最近では、YouTubeチャンネル「ANOBAKA CH」を運営しており、 起業経験者の体験談などを発信しています。
ANOBAKAの強み
では、次にANOBAKAの強みについて理解していきましょう。
ANOBAKAの強みは、
- 強力なハンズオン支援
- コアワーキングスペース
です。
1つ目の強みは、投資先企業への強力なハンズオン支援になります。
シード期からアーリー期に投資をしているANOBAKAですが、企業の成長時期に応じて下記のようなハンズオン支援を行っています。
- 事業戦略
- プロダクト開発
- 組織設計
- 資金調達
- 採用広報
- マーケティング
- EXIT戦略
など、各分野に精通している人を投資先企業へ派遣して、企業のペインポイントに寄り添っていきます。特に、シード〜アーリー期でのベンチャー企業は採用活動に困ることが多いのですが、その点もサポートしています。
2点目は、コアワーキングスペースの運営です。
立ち上げ当初の企業はオフィスを借りるだけの資金力・信用力もないはずです。
そんな企業に対して(投資先企業以外にも)、有料で利用できるコアワーキングスペースを提供しています。渋谷駅から徒歩5分という超好立地のオフィスを1人あたり1万円から利用することができます。
起業家同士の人脈・VCとの繋がりを確保するために、また企業のコストを抑えるためにも利用する価値は十分にあるでしょう。
競合他社
ANOBAKAの競合他社には下記の企業が存在します。
ベンチャーキャピタルは運用金額・投資対象企業によって行う施策は異なります。こちらに記載している会社はANOBAKAと同様にシード期の企業への投資実績があるベンチャーキャピタルになります。
CVCなどは除いたVCになります。
ANOBAKAの転職難易度
ANOBAKAの転職難易度は普〜高です。
下記が主な募集要件となっています。(一部抜粋)
新規事業開発/アソシエイト
具体的な業務内容
- シード・アーリーステージのスタートアップへ貢献できる事業開発を行います!0→1の事業開発に挑戦したいプロフェッショナルを募集しています。
- また投資業務を担うアソシエイトも求めており、知的好奇心旺盛で成長意欲を強く持ちながら、ロジックに強く、努力できるような方が理想です。投資先はシード・アーリーステージのIT系企業が中心のため、IT系企業で勤務経験がある方はスムーズに活躍できます
The Requirements
- 学歴不問
- 未経験可
こちらの求人はVC業界未経験者向けの求人です。
一般的に事業開発・ファイナンスなど関連実務の経験が求められるVC業界ですが、ANOBAKAでは未経験でもチャレンジできます。未経験でもVC関連実務に応募できる求人は非常に珍しいので、今がチャンスです。
ベンチャーキャピタルというビジネスの性質上から少数精鋭で運営していることもあり、転職難易度は高いです。
新卒で入社は可能か
ANOBAKAでは長期インターンの募集をしています。
現時点では下記の求人がインターン生向けに開かれています。
学生にとってはベンチャーキャピタルを知るための大きなチャンスになるのではないでしょうか。
VC業界は狭く、長期インター生が社員に登用される実例も数多く存在しますので、「どうしてもキャピタリストになりたい」という強い想いを持つ人は挑戦するといいでしょう。
求人は公式サイトから確認することができます。
ANOBAKAの年収・働き方は?
ANOBAKAの年収・働き方は下記の通りになります。
年収実例:不明
給与制度の特徴:年収+業績・パフォーマンスに応じた賞与。
となっています。
一般的に、ベンチャーキャピタルではキャリーと言われるボーナスが存在し、投資先の企業がイグジットするタイミングで投資リターン金額の幾らかがボーナスとして支給されます。
このキャリーによってはかなりの年収を稼げる可能性があります。
働き方については、少数精鋭で業界の性質上かなりのベンチャーマインドが求められます。
ANOBAKAのまとめ
ANOBAKAは、2020年に代表の長野泰和氏がKLabのCVCであったKVPからMBOすることで設立した、シード期/アーリーステージの起業家を支援するベンチャーキャピタルです
業界未経験の方向けのポジションがありますので、「未経験だけど、ベンチャーキャピタリストとして起業家の支援をしたい」という想いがある方には非常に魅力的な企業ではないでしょうか。
ハイキャリ社会人に推奨するサービス
最後に、この記事を最後まで読んでくださった視座の高い若手社会人に向けて、私が利用しているサービスについて4つ紹介していきたいと思います。
どのサービスも必ずあなたのパフォーマンスと視野を広げるのに役立つはずです。
Kindle Unlimited
1つ目のサービスはAmazonが提供しているKindle Unlimitedというサービスになります。
このサービスはサブスクリプション型のサービスで月額たった980円で本が読み放題の夢のようなサービスとなっています。
業務外で仕事に関する勉強をしていると想像以上に出費が出ます。単純計算で月に1冊以上のビジネス書を読む人・これから読もうとしている人は、このサービスを使わない方と結果的に赤字になります。
あえてデメリットを上げるならば、名作の書籍が多く、少しニッチな学術書は対象外であることくらいです。 流行りのビジネス書のカバー率は高いので、ビジネスマンには問題ありません。
ちなみに、現在このサービスは初回のみ30日間の無料体験ができるのでぜひ気になる方は登録してみてください!既にAmazon会員の方はワンクリックでスタートできます!
Audible
次に紹介するおすすめサービスはAudibleというオーディオブックのサービスになります。
このサービスはどうしても読書に抵抗感のある人や読書に時間を割くことができない忙しい方にはおすすめのサービスです。
私もAudibleを利用しているのですが、通勤時間中・ジムでの有酸素中にビジネスの知識をインプットできるのは非常に先進的だと感じています。
隙間時間を無駄にしたくない優秀なビジネスマンから読書が苦手な人、幅広い人に刺さるサービスです。
とはいえ、私はKindle Unlimitedのほうが好きなのでAudibleは移動中にしか使っていません。
こちらのサービスもKindle Unlimited同様に無料キャンペーンを行っています!
気になる方はぜひ1ヶ月間の無料体験をしてみてくださいね
キャリーナ(CREEDO)
3つ目に紹介したいのは、「社会人のためのOB訪問」というコンセプトのキャリーナ(旧名:CREEDO)というサービスです。
このサービスは社会人なら誰でも無料で利用することができる「人脈を広げるためのビジネスマッチングサービス」になります。その中でも、キャリーナはキャリアに焦点を当てているため、他のビジネスマッチングサービスとは異なり、自分にスキル・経験がなくても手軽につながることができます。
個人的には、イエンタよりもおすすめです。イエンタは自分からアプローチできる社会人の数が少ないので、気になる業界・会社の人と簡単にはマッチできない印象です。
たくさんの人と交流をして視野を広げておきたい思っている人は確実に使った方が良いサービスです。
このサービスについての記事
・ハイキャリアこそ、キャリーナ(CREEDO)を登録した方が良い理由
メンターズ
最後に紹介したいには、メンターズという月980円からキャリア相談を行うことができるサービスです。
無料で行うキャリア相談とは異なり、メンターズでのキャリア相談はお金が掛かってしまうのですが、転職を促される心配はありません。
つまり、転職させることが収益ポイントである転職サイトなどのキャリア相談とは異なり、月額のメンターズは中長期的な目線でキャリア支援を行ってくれるサービスです。
キャリア支援をしてくれる人は、戦略コンサルで活躍されていた方や大手企業で事業責任者をしていた方などビジネスの最前線で活躍をしていた方が担当してくれます。
そういった人の話を外食ランチを一度我慢するだけで聞くことができます。
これを安いと思うか、高いと思うか。あなた次第です!
今の会社でのキャリアに不安がある方は1ヶ月だけでも試してみる価値は十分にあります。
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