この記事では、Coral Capital(コーラルキャピタル)について、会社概要・年収・働き方、採用までどこのサイトよりも詳しく解説していきます。
- Coral Capitalへの転職希望者
- ベンチャーキャピタリストとして働くことに興味がある
- 起業家支援を仕事として行ってみたい
が本記事の主な対象者となります。
Coral Capitalってどんな会社
Coral Capitalは、J.P. Morgan出身のJames Riney氏と澤山陽平氏が立ち上げた、シードからアーリーステージを対象とするシリコンバレー発祥のベンチャーキャピタルで、核融合からSaaSまで多業種・多業界の起業家に投資をしています。
現在、約300億円を運用しており、これまでにSmartHR、カケハシ、Holmes、グラファー、ロジレス、カミナシ、ポケットコンシェルジュ(アメリカン・エキスプレスが買収)など80社以上のスタートアップに投資しています。
事業内容は主に下記の2点になります。
- ベンチャー投資
- 起業家向けコミュニティ運営
ベンチャー投資
シリーズA以前であれば、エンジェル、プレシード、シード、またはポストシードなどステージを問わず3000万円〜5億円まで投資しています。 また、追加投資は最大20億円まで可能と、シード向けのベンチャーキャピタルの中ではかなりの投資金額を扱っています。また、事業計画・アイディア出しのサポートも行っており、起業家へのサービスは手厚いです。
起業家向けのコミュニティ運営
1000名超が来場した日本最大のスタートアップキャリアイベント「Startup Aquarium」といった大規模イベントや、月数回、職種別・ポジション別のスタートアップ転職・キャリアイベントを開催しており、起業家だけでなく、ベンチャー企業への転職を考える社会人とのコネクションがコーラルキャピタルにはあります。
Coral Capitalの強み
では、次にCoral Capitalの強みについて理解していきましょう。
Coral Capitalの強みは、
- 国内最大級の起業家向けウェブコンテンツの保有
- シリコンバレーを起点とする情報力
です。
こちらは、ベンチャーキャピタルが運営している国内最大級のウェブメディアになっています。1つ1つの記事のクオリティがとても高く、「経営・マネジメント」から「モチベーションに関する記事」まで幅広いジャンルが揃っています。
起業を目指す方だけでなく、ハイキャリのビジネスパーソンが最新トレンドをキャッチアップするために読んでみても良いでしょう。
この2つの記事は、特におすすめしたい素晴らしい記事です。
また、Coral CapitalはYoutubeも運営しています。先程のウェブメディアと同様に専門的かつ興味深い内容が盛り沢山です。
ウェブマーケティングの領域以外でも、Coral Capitalはシリコンバレー発祥の会社であるため、アメリカの最新事情に精通しています。
実績として、
をいずれも日本で初めて行いました。
ベンチャーキャピタルから投資金を集めようとしている起業家にとって、幅広い選択肢を提供してくれるCoral Capitalは魅力的ではないでしょうか。
競合他社
Coral Capitalの競合他社には下記の企業が存在します。
ベンチャーキャピタルは運用金額・投資対象企業によって行う施策は異なります。こちらに記載している会社はCoral Capitalと同様にシード期の企業への投資実績があるベンチャーキャピタルになります。
CVCなどは除いたVCになります。
Coral Capitalの転職難易度
Coral Capitalの転職難易度は高です。
下記が主な募集要件となっています。(一部抜粋)
Investment Associate
具体的な業務内容
- Investment
- Helping Founders Succeed
- Fundraising
- Content
The Requirements
- 3+ years of experience in any industry that you can convincingly explain has positioned you to become a world class investor
- A passion for science or technology, demonstrated by prior work experience and/or personal projects
- Voracious intellectual curiosity and ability to grasp and discuss many different topics
- Strongly held beliefs that can change when presented with new information
- Commitment to our Mission and Values
- Fluency in both Japanese and English
こちらの求人はジュニア向け、ポテンシャル採用でのキャピタリスト求人になります。
最低要件は厳しくありませんが、Coral Capitalは少数精鋭で運営していることもあり、転職難易度は高いです。
ただ、ベンチャー企業を強いコミットメントを持って支援していきたいという志のある方には非常に魅力的な求人と言えるでしょう。
新卒で入社は可能か
Coral Capitalでは長期インターンの募集をしています。
現時点では下記の求人がインターン生向けに開かれています。
インターン(ソーシング/アソシエイトサポート)
具体的な業務内容
- インターンの方には、リサーチチームを率いるシニアアソシエイトの吉澤と一緒に、新しい企業の発掘や起業家とのミーティングへの参加、市場の評価などをお願いしたいと考えております。
募集要件
- スタートアップに強い興味関心がある
- プロとして地道な作業も、想像力と実行力を持ってこなせる
- Googleスライド、スプレッドシート作成など、最低限のデジタルリテラシーがある
- 週2-3日程度、1年以上の勤務(試験期間や旅行などは、事前に相談いただければもちろんしっかり休めます。コロナ下においては、原則リモートワークですが、感染状況を踏まえ出社日を設定することもあります。)
学生にとってはベンチャーキャピタルの業務・業界を知るための大きなチャンスになるのではないでしょうか。
VC業界は狭く、長期インター生が社員に登用される実例も数多く存在しますので、「どうしてもキャピタリストになりたい」という強い想いを持つ人は挑戦するといいでしょう。
Coral Capitalの年収・働き方は?
Coral Capitalの年収・働き方は下記の通りになります。
年収実例:不明
ベンチャーキャピタルの給与相場として、最低500万円前後から成果によっては数千万のインセンティブが得られる業界となっています。
また、ベンチャーキャピタルではキャリーと言われるボーナスが存在し、投資先の企業がイグジットするタイミングで投資リターン金額の幾らかがボーナスとして支給されます。
このキャリーによってはかなりの年収を稼げる可能性があります。
働き方については、少数精鋭で業界の性質上かなりのベンチャーマインドが求められます。
Coral Capitalのまとめ
Coral Capitalは、J.P. Morgan出身の代表が立ち上げたシードからアーリーステージを対象とするシリコンバレー発祥のベンチャーキャピタルです。まだ、ファンドを立ち上げてから数年ですがSmartHRなどの超有力ベンチャーにも投資しています。
Coral Capitalはメディア運営・Youtube運営など従来型のVCとは違ったアプローチをしており、ベンチャーキャピタルで働きたい人には魅力的なファンドと言えるでしょう。
ハイキャリ社会人に推奨するサービス
最後に、この記事を最後まで読んでくださった視座の高い若手社会人に向けて、私が利用しているサービスについて4つ紹介していきたいと思います。
どのサービスも必ずあなたのパフォーマンスと視野を広げるのに役立つはずです。
Kindle Unlimited
1つ目のサービスはAmazonが提供しているKindle Unlimitedというサービスになります。
このサービスはサブスクリプション型のサービスで月額たった980円で本が読み放題の夢のようなサービスとなっています。
業務外で仕事に関する勉強をしていると想像以上に出費が出ます。単純計算で月に1冊以上のビジネス書を読む人・これから読もうとしている人は、このサービスを使わない方と結果的に赤字になります。
あえてデメリットを上げるならば、名作の書籍が多く、少しニッチな学術書は対象外であることくらいです。 流行りのビジネス書のカバー率は高いので、ビジネスマンには問題ありません。
ちなみに、現在このサービスは初回のみ30日間の無料体験ができるのでぜひ気になる方は登録してみてください!既にAmazon会員の方はワンクリックでスタートできます!
Audible
次に紹介するおすすめサービスはAudibleというオーディオブックのサービスになります。
このサービスはどうしても読書に抵抗感のある人や読書に時間を割くことができない忙しい方にはおすすめのサービスです。
私もAudibleを利用しているのですが、通勤時間中・ジムでの有酸素中にビジネスの知識をインプットできるのは非常に先進的だと感じています。
隙間時間を無駄にしたくない優秀なビジネスマンから読書が苦手な人、幅広い人に刺さるサービスです。
とはいえ、私はKindle Unlimitedのほうが好きなのでAudibleは移動中にしか使っていません。
こちらのサービスもKindle Unlimited同様に無料キャンペーンを行っています!
気になる方はぜひ1ヶ月間の無料体験をしてみてくださいね
キャリーナ(CREEDO)
3つ目に紹介したいのは、「社会人のためのOB訪問」というコンセプトのキャリーナ(旧名:CREEDO)というサービスです。
このサービスは社会人なら誰でも無料で利用することができる「人脈を広げるためのビジネスマッチングサービス」になります。その中でも、キャリーナはキャリアに焦点を当てているため、他のビジネスマッチングサービスとは異なり、自分にスキル・経験がなくても手軽につながることができます。
個人的には、イエンタよりもおすすめです。イエンタは自分からアプローチできる社会人の数が少ないので、気になる業界・会社の人と簡単にはマッチできない印象です。
たくさんの人と交流をして視野を広げておきたい思っている人は確実に使った方が良いサービスです。
このサービスについての記事
・ハイキャリアこそ、キャリーナ(CREEDO)を登録した方が良い理由
メンターズ
最後に紹介したいには、メンターズという月980円からキャリア相談を行うことができるサービスです。
無料で行うキャリア相談とは異なり、メンターズでのキャリア相談はお金が掛かってしまうのですが、転職を促される心配はありません。
つまり、転職させることが収益ポイントである転職サイトなどのキャリア相談とは異なり、月額のメンターズは中長期的な目線でキャリア支援を行ってくれるサービスです。
キャリア支援をしてくれる人は、戦略コンサルで活躍されていた方や大手企業で事業責任者をしていた方などビジネスの最前線で活躍をしていた方が担当してくれます。
そういった人の話を外食ランチを一度我慢するだけで聞くことができます。
これを安いと思うか、高いと思うか。あなた次第です!
今の会社でのキャリアに不安がある方は1ヶ月だけでも試してみる価値は十分にあります。
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