プロジェクトマネジメントを学ぶ人が必ず耳にする、ITILとPMBOK。
初学者にとって、2つの資格を区別することは難しいと思います。
特に、プロジェクトマネジメントの教材や情報は英語であることが多く、キャッチアップするのが大変です。
そこでこの記事では、ITILとPMBOKの違いについて解説していきます。
はじめに
私はグローバルカンパニーで働く若手社会人になります。
私の仕事は主にプロジェクトマネージャーをサポートする仕事をしており、不定期でプロジェクトマネジメントを行っております。とはいえ、多くがベンダーマネジメントであるために、不確実性の高い大規模PJを担当したことはありません。
今後、大規模PJにアサインされるべく、現在は基礎知識を学び直しております。
この基礎知識の学び直す作業の一環として、学びを言語化するために記事を作成しております。
ITILとPMBOKの違い
結論から述べると、ITILはITサービスマネジメントのベストプラクティスが記載されたライブラリーで、PMBOKはプロジェクトマネジメントのベストプラクティスが記載されたライブラリーになります。
つまり、ITILはPMのためのものではなく、IT業界(IT導入を検討する企業)の従事者のためのIT導入するための手段が体系的に記載された書籍となっております。PMBOKはプロジェクトをやりくりするための方法が書かれた書籍になりますので、主にPMのための書籍です。
とはいえ、現在多くの企業がITに関わらざる負えない状況にあるために、PMはPMBOKだけでなくITILの知識も並行して理解しておくことが求められると言えるでしょう。
ITIL®V4とは
ITIL®V4とはITILの第4版を指します。
ITILとは(Information Technology Infrastructure Library)ITサービスマネジメントにおけるベストプラクティス(成功事例)をまとめた書籍群であることは先ほど紹介しました。
ITを活用したサービスやプロダクトを開発・運用していく際に必要なフレームワークを解説した書籍で、ヨーロッパ(イギリス)を潮流とした内容になっています。
このITILの歴史は30年以上と長く、これまで4度に渡る改訂を経てITIL®V4は生まれました。
ITIL®V4の特徴として最新のビジネスメソッドが導入され、LeanやDevOpesやAgileが第4版からは登場します。
PMBOKとは
PMBOKは、Project Management Body of Knowledgeを指します。
名前の通り、プロジェクトマネジメントに基礎概念を網羅しているPMにとっては世界標準の書籍になります。業界を問わずプロジェクト管理方法が記載されているために、全てのPMが参考にすべき内容です。
PMBOKはアメリカを潮流とした管理手法であるのが特徴で、同じプロジェクト管理書籍であるPRINCE2とはたびたび比較されますが、PRINCE2はイギリスをベースにしています。
PMBOKを前提としたPMPという資格は、日本含め世界的に有名であるため多くのPMが資格を保有するためにPMBOKで勉強しております。
まとめ
この記事では、
- ITILとPMBOKの違い
- ITILとは何か
- PMBOKとは何か
について解説してきました。
・ITILにこれから挑戦したい人へおすすめの記事
・PMBOKにこれから挑戦したい人へおすすめの記事
皆さんの今後のご活躍を祈っております!
外資系企業で働きたいあなたへ
英語を活かしたグローバルな仕事に挑戦したい!
GAFAをはじめとする世界的企業で働きたい。
外資系企業の求人なかなか見つかりませんよね、
ITILをはじめとするグローバルな資格を勉強し始めてから、
外資系企業の求人を見るようになりました。
数ヶ月間、グローバルカンパニーの求人検索をしていて分かったことがあります。
外資系の求人って意外と少なくね?
- リクナビ
- DODA
をはじめとする大手求人サイトはもちろん、その他の転職サイトでもあまり見つかりませんでした。
そんな中で、
個人的にいいなぁと思ったのは
です。
リンクトインには、Google・Facebookをはじめとするウェブ系最大手企業から外資系スタートアップまで掲載されています。
したがって、リンクトインを強くオススメします。
ただ、
- 自分の英語力に自信がない
- 英語の面接練習がしたい
- 英語でのレジュメの書き方がナゾ
という人は、
同時に、
いずれにしても、
英語ができるだけでかなりの年収がアップが期待できますので
挑戦してみる価値はあるはずです。
コメント