この記事では、担当になったら知っておきたい「プロジェクトマネジメント」実践講座という伊藤大輔著のプロジェクトマネジメントの基礎的な書籍について解説していきます。
プロジェクトマネジメント、何から勉強すれば良いのか分からない。
担当になったら知っておきたい「プロジェクトマネジメント」実践講座 ってどうなの?
このような疑問に応えていきます!
私について
私はグローバルカンパニーで働く若手社会人になります。
私の仕事は主にプロジェクトマネージャーをサポートする仕事をしており、不定期でプロジェクトマネジメントを行っております。とはいえ、多くがベンダーマネジメントであるために、不確実性の高い大規模PJを担当したことはありません。
今後、大規模PJにアサインされるべく、現在は基礎知識を学び直しております。
これまでPMBOKやITILなどのプロジェクトマネジメントの公式書籍をもとに学習しておりましたが、基礎から学び直すために本記事で紹介をする「担当になったら知っておきたい「プロジェクトマネジメント」実践講座」を購入することにしました。
担当になったら知っておきたい「プロジェクトマネジメント」実践講座とは
担当になったら知っておきたい「プロジェクトマネジメント」実践講座とは、プロジェクトマネジメントという仕事内容の基礎を網羅している数少ない専門書です。
私が思うに、ある程度の質が担保されており分かりやすいプロジェクトマネジメントの専門書はこの本くらいしかないと思います。加えて、プロジェクトマネジメント国際標準であるISO21500(ISO21500:2012)に準拠しているので安心して学習できます。
他の書籍は簡単過ぎて網羅性に欠けていたり、PMBOKなどの公式教材は初学者には難し過ぎたりする中で、本書は一番標準的な内容になっています。
著者伊藤大輔氏について
本書の著者である、伊藤大輔氏はMBA、米国PMI認定PMPの資格保有者でありながら現在は一般社団法人日本PMO協会から大学非常勤講師など多岐に渡り活躍をされている方になります。
また、I LOVE PM / プロジェクトマネジメント専門チャンネルというプロジェクトマネジメントに関する情報を発信するYouTubeチャンネルを開設されています。
この記事を読んでくださっているあなたには最適な動画ではないでしょうか。
担当になったら知っておきたい「プロジェクトマネジメント」実践講座の概要
本書の主な内容は上記の通りになります。
上記のように、プロジェクトマネジメントの基礎的な内容から全体像までをカバーしている参考書になっております。加えて、終盤にはプロジェクトマネージャーに求められる思考、ケーススタディがあるなど充実した内容です。
しかし、あくまで本書は初学者向けの内容なので、読み終えた方はプロジェクトマネジメントの基準となっているPMBOKやITILなどの公式書籍を読み始めることをおすすめします。
本書の内容だけでは明らかにPM知識は足りません。
一度、PMBOKやITILなどの公式書籍を学習した方でも復習用の参考書として読む分には良いと思います。
担当になったら知っておきたい「プロジェクトマネジメント」実践講座の感想
この本を読んだ感想は、これまで業務で学んだ知識を改めて言語するのに役立てることができた本であったと言えます。
何度も述べているようにPMBOKやITILなどの公式教材は量が膨大で説明も分かりにくいです。
そのような中で、基礎的な内容を噛み砕いて解説している本書は若手PMにとって貴重な存在です。私は本書を2~3日で読了できたので、短期間でこれまでの業務知識を復習したい方にとって最適な本になるはずです。
まとめると下記のような人におすすめの本になります。
- PM初学者
- 基礎を学び直したい人
- 復習に時間を掛けたくない人
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