「IT人材白書2020」をもとにプロジェクトマネージャーの必要性を考える。

プロジェクトマネジメント

この記事では、昨年度に独立行政法人情報処理推進機構が発表した「IT人材白書2020」の内容をもとにプロジェクトマネージャーの今後のニーズについて考察していきたいと思います。

この記事を書いている私は、現在グローバルカンパニーでプロジェクトマネジメント業務を行っている社会人になります。可能な限り、客観的な視点から本書を読み解いていきたいと思います。

したがって、

プロジェクトマネージャーの必要性を知りたい。

IT人材の動向について簡単に知りたい。

Mako.Press
Mako.Press

このような方に向けた記事となっております。

本記事はIT人材白書2020を引用、参照させていただいております。
IT人材白書2020概要(独立行政法人情報処理推進機構)

IT人材の近年の動向について

まず、IT人材の過去5年間の動向に関して、量と質の観点から本書を分析していきます。

後述に登場するユーザー企業は情報産業に主としない業種の企業で、この調査では情報システム部門へのアンケート結果をもとに算出をされています。IT企業は情報産業を主とする企業になります。

IT人材を量と質の観点から読み解くことで、時代のニーズを理解することで繋がりますので非常に重要な論点となっております。

IT人材の量に関する動向

まずIT人材の質に関するアンケート情報を参照していきます。

過去5年間のアンケート結果から分かるように、ユーザー企業対象のアンケートでは依然として日本はIT人材の数が足りていないことが理解できます。

こちらのアンケートはユーザー企業対象のアンケートであることから、情報システム部門を主としたものとなっております。

次に、こちらはIT企業のアンケート結果です。

ユーザー企業のアンケート結果とは異なり、IT企業では2018年から2019年のタイミングで「大幅に不足している」という項目が緩和されたことが分かります。

個人的な見解としては、昨今のプログラミングスクールブームの影響もあってかIT人材の流入が増加したためではないかと思います。

とはいえ、依然として多くの企業でIT人材を求めていることは事実です。

IT人材の質に関する動向

次にIT人材の質に関するアンケートを読み解いていきましょう。

量の関するアンケートと同様にユーザー企業では質に対する不足感は年々増加傾向にあります。

2018年から2019年にかけて「大幅に不足している」という項目が増えていますので、ユーザー企業でDXを主導する優秀な人材が欠けているのでしょう。

IT企業に関しては、量に関するアンケートと同様に質に関しても不足している割合が下がっています。

以上がIT人材の過去5年間の動向アンケートになります。

参考資料
・・IT人材白書2020概要(独立行政法人情報処理推進機構)

IT人材の動向:まとめ

次に、IT人材の動向の本書のまとめ資料を引用しつつ、トレンドを押さえていきます。

ユーザー企業では、上述したように「IT人材の質の不足感が否めない状況にあるという点」と「IT業務の内製化の増加が大きなトレンド」であることが分かります。

つまり、ユーザー企業はDXを進める中で外部に依存しないIT業務の内製化を行える質の高いIT人材を求めていると言えるでしょう。

IT企業の動向に関しては、IT人材が量と質ともに不足している一方で、プロジェクトマネージャーの職種の割合が増加傾向にあります。

ユーザー企業と同様にIT企業においても、プロジェクトマネージャーの割合が高まり運用系サービス技術者の割合が減少していることから、DXを推進する際にIT人材をまとめ実行していくような人材のニーズが高まり始めているのではないかと考えられます。

参考資料
・・IT人材白書2020概要(独立行政法人情報処理推進機構)

プロジェクトマネージャーの必要性

本記事の本題である、プロジェクトマネージャーの必要性について述べていきます。

これまで私が述べてきた内容を読んでくださった方はお気づきかと思われますが、今度プロジェクトマネージャーなどのIT人材を管理してまとめることができる職種の必要性は増加していくと思われます。

  • ユーザー企業は上流工程の内製化を進めていく中で、設計段階からプロジェクトを管理できるプロジェクトマネージャーを求めることは必然ですし
  • IT企業に関しても、DXを推進していく中で人材をまとめることができるプロジェクトマネージャーを求めているはずです。

DXの推進がコロナウイルスの影響もあってトレンドになっていく中で、ITに精通しており、複数の関係者を取り纏めるプロジェクトマネージャーの役割はとても重要になっていくでしょう。

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