この記事では、世界最大級の資産運用会社、ステート・ストリートについて、会社概要・年収・働き方、採用までどこのサイトよりも詳しく解説していきます。
- ステート・ストリートへの転職希望者
- 資産運用会社に興味・関心がある
が本記事の主な対象者となります。
ステート・ストリートってどんな会社
ステート・ストリート(NYSE: STT)は、大手機関投資家向けグローバルカストディ (AUCA約4,400兆円) および資産運用機関 (AUM約400兆円) としては世界最大級の米系金融機関です。現存する銀行としては米国国内で2番目に古い歴史を持つ金融機関で、大手機関投資家および各国政府との取引が主で、グループとして個人向け業務は展開していない特徴を持っています。
グループの資産運用部門であるステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ(SSGA)社は、上場投資信託SPDRシリーズを運用しており、SPDR S&P 500 Trust ETFは米国を代表する企業500社を組み入れ、S&P500指数への連動を目指すファンド、そして米国初および世界最大のETFです。
日本におけるステート・ストリート
では、次に日本におけるステート・ストリートについて理解していきましょう。
ステート・ステートはアジア太平洋地域に1980年代に進出。現在、アジア太平洋地域11ヵ国に13,000人以上の従業員を擁し、機関投資家の方々に向けて、資産管理や投資調査、トレーディング、資産運用など、包括的な金融サービスを提供しています。
日本では、東京と福岡に拠点を構え、現在450名の従業員を抱えています。
日本市場には
- ステート・ストリート信託銀行株式会社
- 資産管理
- 投資調査およびトレーディング
- ステート・ストリート銀行東京支店
- 外国為替
- ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ株式会社
- 資産運用
上記の3法人が事業を行っております。
競合他社
ステート・ストリートの競合他社には下記の企業があります。
- バンガード・グループ
- ブラックロック・ジャパン
- フィデリティ
いずれの会社も世界的資産運用会社でステート・ストリートと同様に業界問わず大きな知名度を持つ企業です。
ステート・ストリートの転職難易度
ステート・ストリートの転職難易度は高です。
下記が主な募集要件となっています。(一部抜粋)
Risk Analytics Client Service, Officer
Responsibilities(一部抜粋)
- Provide support & address client inquiries; demonstrate a firm understanding of the risk platform to end users.
- Supporting senior members of the team by developing solutions that enhance risk product and lead to operational efficiencies
- Plays key role in development and maintenance of risk management, analytics and reporting services.
- Maintain oversight, provide expertise and steer a remote operations team.
- Participate in the software development life cycle and influence regional product roadmap
- Manage key stakeholders when onboarding projects from start to finish.
- Represent State Street risk services in direct client-facing supportto local Japanese and APAC clients.
The Requirements(一部抜粋)
- Degree in Finance/Economics or related field.
- FRM or CFA qualification an advantage.
- Strong experience in Financial Risk Services/Investments.
- Strong understanding of financial markets and risk management techniques.
- Highly motivated, multi-task capable and willingness to learn and develop within role.
- Proven work experience with SQL query and Excel. Bloomberg, Python and Spring expression language knowledge are valued.
ステート・ストリートの求人は基本的に3年以上の高い専門知識が求められるものが多いです。
また、ビジネスレベル以上の英会話スキル、業界での圧倒的な実績が必要となるケースが多く転職難易度は非常に高いでしょう。
資産運用業界は狭く、専門性が求められる業界であるために、他業界からの転職は容易ではないです。
新卒で入社は可能か
ステート・ストリートでは新卒向けの募集を行っています。
新卒向けの求人は現在、福岡営業所の求人のみとなっております。(2021年11月時点)
ステート・ストリート信託銀行福岡営業所
Responsibilities(一部抜粋)
- 長期的に安定した運営を目指し、業務の運営体制の最適化を進めるとともに、強い基盤と組織を形成する
- 国内業務だけではなく、アジア太平洋地域で拡大するビジネスのサポートを視野に入れたオフィス運営規模の拡大
- グローバル・ネットワークの一部として、福岡営業所の業務と人材育成に必要となるソリューションの積極採用と開発を行う
- 次世代を担うリーダーの育成を目指した各種研修プログラムの設定と活用
The Requirements(一部抜粋)
- 大学の最終学年で、適正学力および優れたコミュニケーション能力を持つ方
- 学部卒業または修士課程修了者
- 既卒で金融業界でのキャリアを築きたい方
最新の採用情報が知りたい方はぜひ下記のリンクから確認してみてください。
ステート・ストリートの年収・働き方は?
ステート・ストリートの年収・働き方は下記の通りになります。
年収実例:400万-4000万円(Openwork調べ)
となっています。
バックオフィスの社員も多く年収にはバラツキがありますが、数千万円をもらっている社員が多い印象を受けます。
働き方に関しては、外資系金融機関の中でも働きやすい環境で投資銀行ほど激務ではなく高給を得ることができます。ただ、良くも悪くも外資の色が強いため、それ相応の能力・実力が求められる環境です。
ステート・ストリートのまとめ
ステート・ストリート(NYSE: STT)は、大手機関投資家向けグローバルカストディ (AUCA約4,400兆円) および資産運用機関 (AUM約400兆円) としては世界最大級の米系金融機関です。
採用難易度は非常に高いですが、最先端の金融情報にアクセスしたい人やメカニズムに関わりたい人には非常に魅力的な企業ではないでしょうか。
ハイキャリ社会人に推奨するサービス
最後に、この記事を最後まで読んでくださった視座の高い若手社会人に向けて、私が利用しているサービスについて4つ紹介していきたいと思います。
どのサービスも必ずあなたのパフォーマンスと視野を広げるのに役立つはずです。
Kindle Unlimited
1つ目のサービスはAmazonが提供しているKindle Unlimitedというサービスになります。
このサービスはサブスクリプション型のサービスで月額たった980円で本が読み放題の夢のようなサービスとなっています。
業務外で仕事に関する勉強をしていると想像以上に出費が出ます。単純計算で月に1冊以上のビジネス書を読む人・これから読もうとしている人は、このサービスを使わない方と結果的に赤字になります。
あえてデメリットを上げるならば、名作の書籍が多く、少しニッチな学術書は対象外であることくらいです。 流行りのビジネス書のカバー率は高いので、ビジネスマンには問題ありません。
ちなみに、現在このサービスは初回のみ30日間の無料体験ができるのでぜひ気になる方は登録してみてください!既にAmazon会員の方はワンクリックでスタートできます!
Audible
次に紹介するおすすめサービスはAudibleというオーディオブックのサービスになります。
このサービスはどうしても読書に抵抗感のある人や読書に時間を割くことができない忙しい方にはおすすめのサービスです。
私もAudibleを利用しているのですが、通勤時間中・ジムでの有酸素中にビジネスの知識をインプットできるのは非常に先進的だと感じています。
隙間時間を無駄にしたくない優秀なビジネスマンから読書が苦手な人、幅広い人に刺さるサービスです。
とはいえ、私はKindle Unlimitedのほうが好きなのでAudibleは移動中にしか使っていません。
こちらのサービスもKindle Unlimited同様に無料キャンペーンを行っています!
気になる方はぜひ1ヶ月間の無料体験をしてみてくださいね
キャリーナ(CREEDO)
3つ目に紹介したいのは、「社会人のためのOB訪問」というコンセプトのキャリーナ(旧名:CREEDO)というサービスです。
このサービスは社会人なら誰でも無料で利用することができる「人脈を広げるためのビジネスマッチングサービス」になります。その中でも、キャリーナはキャリアに焦点を当てているため、他のビジネスマッチングサービスとは異なり、自分にスキル・経験がなくても手軽につながることができます。
個人的には、イエンタよりもおすすめです。イエンタは自分からアプローチできる社会人の数が少ないので、気になる業界・会社の人と簡単にはマッチできない印象です。
たくさんの人と交流をして視野を広げておきたい思っている人は確実に使った方が良いサービスです。
このサービスについての記事
・ハイキャリアこそ、キャリーナ(CREEDO)を登録した方が良い理由
メンターズ
最後に紹介したいには、メンターズという月980円からキャリア相談を行うことができるサービスです。
無料で行うキャリア相談とは異なり、メンターズでのキャリア相談はお金が掛かってしまうのですが、転職を促される心配はありません。
つまり、転職させることが収益ポイントである転職サイトなどのキャリア相談とは異なり、月額のメンターズは中長期的な目線でキャリア支援を行ってくれるサービスです。
キャリア支援をしてくれる人は、戦略コンサルで活躍されていた方や大手企業で事業責任者をしていた方などビジネスの最前線で活躍をしていた方が担当してくれます。
そういった人の話を外食ランチを一度我慢するだけで聞くことができます。
これを安いと思うか、高いと思うか。あなた次第です!
今の会社でのキャリアに不安がある方は1ヶ月だけでも試してみる価値は十分にあります。
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