たった2週間でTOEIC500点を650点に上げる方法について、どのサイトよりも詳しく解説。

TOEIC

はじめに

この記事の対象となる人

この記事の対象者は、初歩的な文法知識・単語知識ができる人を前提としています。

具体的には、センター試験で英語の点数を6割〜7割近くを取ったことがある人。もちろん、数年間のブランクがあることも前提にしているので過去にセンター試験で上記の点数を取ったことがある人であれば可能です。

私自身は、マーチの1つの大学に浪人を経て入学し、TOEICの勉強は大学4年の就職活動の際に行ったため実質4年近くのブランクがありました。センター試験の点数は140点前後でした。TOEICに関しては、大学受験の時に受けたものを参考にしております。

こんな私でも、2週間でTOEICのスコアを525点から675点にまで上げることができました。

参考記事
【悲報】TOEIC800点取れても英語を話すことができない件について
TOEICで就活無双はできるのか?
TOEICを500点から750点に2週間で上げる方法

結論

TOEICのスコアを650点までに上げるためには、「TOEICの出題形式に慣れること」だけに時間を費やすことができれば2週間以内に達成することができます。

「TOEICができる=英語はできる」ではないです。

私はTOEICのスコアを825点持っていますが、全く外国人と話すことができませんし、会話を理解することもできません。そんな私でも短期間でTOEIC800点という就職活動中に評価をされるスコアを取ることが可能なのです。つまり、能力を上げるのに時間の掛かる英語であってもTOEICに関してのみその場しのぎの方法で乗り越えることができるのです。

では、TOEIC650点に向けた学習方法について具体的に述べていきます。

勉強を始める前に準備すること

勉強に必要な時間

2週間で少なくとも40時間の勉強時間が必要です。つまり、1日あたり少なくとも3時間は勉強時間の確保が不可欠です。この時間はあくまでTOEIC初学者向けの時間設定になりますので、これまでTOEICを受験したことがある人はこの時間よりも少ない時間でスコアを取ることはできます。

まずは、勉強を開始する前に40時間の時間を日常生活の中から確保することができるのかを改めて考えて下さい。

勉強に必要なマインド

時間の確保ができても、実際に勉強するためのモチベーションがないことには何も始まりません。

数年ぶりの勉強は苦しいものです。この苦しさを我慢できるだけの勉強する理由を見つけましょう。

  • 就職活動や転職活動に必要
  • 自分に誇れる資格がない
  • 将来のため

なんでもいいと思います。40時間頑張れるための目的を見つけましょう。

勉強に必要な3冊の参考書 

2週間でTOEICを650点までに上げるために必要な参考書は、3つしかありません。

2週間という限られた時間の中でこれらの参考書以外を行う必要な全くありません。複数の参考書に手を出すよりも同じ参考書を繰り返し演習することの方がTOEICの学習に関しては有効に働きます。

では、具体的に参考書について述べていきます。

新公式問題集(最新版)

新公式問題集は本番と同じ形式の模試が2回分ついている参考書です。現在、上記の画像の「公式TOEIClistening&reading問題集5」まで出版されているので、必ず最新の新公式問題集を買いましょう。

この参考書は、120分と長いTOEIC試験に慣れるために使用します。繰り返し演習することで、120分間集中する英語体力を養うこと試験の形式を体で理解することを目的とします。

最新の新公式問題集はこちらになります。(2020/12/18:更新)

TOEIC(R) L&Rテスト 直前の技術

TOEIC(R) L&Rテスト 直前の技術は、TOEICの攻略方法を全て網羅している数少ない参考書です。11日間で読了できる設計で記載されており、短期間で最高のパフォーマンスを発揮するためには必要な参考書と言えます。TOEIC初学者は必ず購入するべき本であることは間違いないです

この参考書を使用する理由は、前述したようにTOEICの攻略方法について記載されているため2週間と短期間でもスコアを大幅に上げることに適した参考書であるためです。

したがって、この参考書はTOEICの形式について頭で理解することを目的とします。

TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ

TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ (TOEIC TEST 特急シリーズ) 、いわゆる「金フレ」と呼ばれる参考書です。この参考書はTOEIC頻出単語を網羅しており、勉強するだけでリーディングパートの読む速度を上げることができます。

ここには記載しましたが、金フレは2週間のカリキュラムの中には不可欠な参考書では無いです。時間に余力のある人が行うべき参考書で、650点以上のスコア、700点や800点を目指すことを前提に勉強を始めたい人は、必ず取り組みたい参考書となっています。

後述する金フレに関する記載は、余力のある人が行ってください。

TOEICを40時間で650点に上げるための方法

具体的な勉強方法

2週間でスコアを劇的に上げるための方法は、「試験に慣れること」だけです。

そのために、本番の試験に類似する問題を繰り返したくさん演習することが最も不可欠です。単語や音読を行っている時間は私たちにはないのです。

先ほど述べた参考書をもとに具体的な勉強方法をみていきましょう!

新公式問題集(最新版)→演習量を積む

目標スコアと現時点での隔たりを理解するために、新公式問題集は試験勉強開始早々に掲載されている模式を1つ解きましょう。模試を解いてみると、自分には何が今足りていないのかが分かります。模試を解き終わったら、必ず演習後の感想と採点後の感想を言語化しておくことが必要です。具体的には、以下のような感想が挙がってくると思います。

  • リーディングパートを解き切るための体力・集中力がない。
  • リーディングパートの時間配分が難しい。
  • リスニングパートの音声が1度しか流れないために問題を解く時間がない。

模試を解くことで、課題を肌で実感しましょう。そして、解決にために課題を重点的に対策しましょう。

新公式問題集を学習する上でのポイントは3つあります。

  1. リーデイングに関して、全ての問題を解くことができなかったら放置しておく。解くことができなかった問題は、答えをみて確認する必要はありません。あくまで、自分の力で解いた問題のみを復習の対象としましょう。
  2. 最低でも2週間以内に2周は演習する。つまり、4回分は演習しましょう。
  3. 各回の模試で自分の感想と課題を言語化しておく。その課題点を次回までの模試に活かすことを念頭に置いて模試に取り組む。

TOEIC(R) L&Rテスト 直前の技術 →試験の攻略法を頭で掴む

この参考書は、11日間で終えるように設計された参考書ですが1週間以内に終えるように学習計画を立てましょう。正直、1週間以内に終わらせることができるボリュームの本なので無理して11日間も費やす必要はありません。

直前の技術のリスニングパートの攻略方法(パート1〜パート4)はかなり本番の試験で活かすことができる内容となっているので、特に重点的に学習することを推奨します。

この本のゴールは、「2週間以内に2周すること」として下さい。

TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ  →演習スピードの強化

単語の学習は、700点以上のスコアを目指す人にとっては避けることができません。知っている単語の量はリスニングでは文章理解の向上につながり、リーデイングでは演習スピードの強化につながります。

650点を目指す人は200問、全ての問題を解き切ることは全く必要ないです。しかし、700点強いて言えば800点を目指す人にとっては全て解き切ることが最重要になってきます。そのためには、単語の学習は不可欠なのです。

したがって、将来的に700・800点を目指した人は今の時期から金のフレーズ内の苦手な単語にチェックをつける作業などを行っておくと後々学習の効率化を図ることができるようになります。

2週間で完結!学習計画

これまで述べてきた参考書をもとに学習計画について述べていきます。この学習計画を徹底したことで私は目標スコアを達成することができ、教えた友人もスコアを100点以上伸ばすことに成功した学習計画となっております。したがって、再現性の高い学習計画となっているようです。

1週目:TOEICの攻略法を頭で理解する。

1日目

新公式問題集の模試を120分通しで1回分行いましょう。先ほど述べた方法で復習や課題の分析を含めて、合計3時間以内に収める。

2日目〜6日目

直前の技術を毎日2日分行いましょう。(1週間以内に直前の技術は通すイメージ)余力のある日に1日目に行った模試を再度演習しましょう。この模試の再演習する際のポイントは、初見で解いた時に感じた課題や復習した項目を活かすことだけに注力して行うことです。スコアを上げることではありません。あくまで、試験慣れが目的なので自分の弱点や課題を解決していくことに焦点を絞りましょう。

7日目

新公式問題集の2つ目の模試を行う。この初見の模試では、これまで身に付けたTOEICのノウハウを活かすことを目標としましょう。真面目に取り組んでいれば、1週間の学習で確実にスコアは上がっているはずです。それほどまでにTOEICのスコアを上げることは簡単なのです!

2週目:頭で理解したことを復習する。

2週目は1週目に行ったことをひたすら復習していく段階に入ります。

8~13日

直前の技術の復習を1日あたり3日分のペースで行っていき、併せて新公式問題集の2つ目の模試の解き直しと直前の技術付録の模試を解きましょう(2回)。直前の技術付録の模試は新公式問題集と比較して簡単なので、身につけた実力を実感しやすい作りとなっています。

14日(最終日)

1日目に行った新公式問題集の1つ目の模試を3回目の解き直しを行いましょう。初見の時とは比べられないくらいTOEICのことが理解できていると思います。この調子で試験本番に臨みましょう!

終わりに:学習シートの付録

ここまで記事を読んでいただきありがとうございます。

末尾まで記事を読んで下さった方へのお礼として些細なものですが、本記事に対応した学習シートを作成しましたので勉強する際にお使い頂けますと幸いです。

Mako.Press
Mako.Press

この記事に関して、私に関して、何かご質問やご不明点がございましたらご遠慮なく質問して下さい。
皆様からの反応は私のブログ活動の大きな活力となりますので、ぜひお待ちしております。を入力してください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました