この記事では、リモートワーク中で暇を満喫中の私が「どうやって暇なときを乗り切ることができたのか」について解説していきたいと思います。暇な時は、忙しい時と同じくらいにメンタルが疲弊してしまうので、早急な解決に向かうことがとても大切です。
主に、新入社員の方に向けた記事となっております。
したがって、この記事では
リモートワークの影響で仕事が無くて病みそう。
仕事が暇な現状をなんとかして解決したい!
このような方へ向けて記事を書いております。
新入社員が暇になってしまう原因
まず、本題に入る前に新入社員が暇になってしまう原因について考えていきたと思います。
暇の前提を理解することで、きっと最適な解決口が見つかるはずです。
この記事では、私の経験をもとに大きく3つの原因を紹介しております。おそらく、あなたの仕事が暇な原因もこの3つのいずれかに当てはまると思いますので、本題に進む前に確認することをおすすめします。
仕事の難易度が高すぎるため
仕事が暇になってしまう原因の1つ目が、与えられた仕事の難易度が高すぎるために手に負えず暇になってしまうケースです。
これは、新入社員や転職者など新しい職場に入ったばかりの人が陥りやすいケースで、自分の能力と求めらえる仕事に大きな乖離があるときに発生します。
仕事の難易度が高すぎるあまりに仕事を進めることができず、周りの社員があなたの仕事を片付けてしまうので、仕事が暇になってしまうわけです。
コロナ以前では、職場の上司が手取り足取り仕事を教えてくれたのかもしれませんが、コロナ禍ではリモートワークが多く上司も頻繁に教えることができないために、キャッチアップすることは難しいはずです。
リモートワークの影響
2つ目の原因は、コロナ禍でのリモートワークによって上司の管理が以前よりも難しくなっているためです。
多くの企業がコロナの影響で事前準備もなくリモートワークを始めてしまったので、リモートワーク下での部下や新人へのマネジメント方法を上司が理解していないことが多くあります。
この結果、新入社員1年目で現場で覚えるべき作業をなかなか理解できずに過ごしてしまうのです。
社内の教育制度が確立していない
最後の考えられる原因は、会社の教育制度が確立していないために新入社員を周りが教育することができないことになります。
急成長中の会社などに多く、大手企業でも新設の部署に配属されてた新入社員はこの影響で仕事が暇になってしまう可能性が高いと思います。
もちろん、会社は学校ではないので全ての仕事を周りから教えてもらうべきではありません。社内制度が確立していないということは、自分なりの小さな組織への貢献が反映されやすいとポジティブな見方で考えられます。
新入社員が暇なときに必ずすべきこと
これまで新入社員が暇になってしまう原因について記載してきました。
何か思い当たる原因はありましたか?
原因は分かったけど、どうすればいいんだよ。
早く解決策を教えて。
では、これから本題に入っていきます。
私もコロナ禍で新入社員1年目を過ごしてきたので、皆さんの気持ちは痛いほど分かります。私はこれからご紹介する3つのことを意識的に行ってきました。
正直、仕事が暇なときに限らず常に新入社員は意識した方が良いことばかりなので、ぜひ参考にしてみてください。
参考記事
・入社1年目の教科書の感想について社会人1年目が解説します。
暇なことを正直に伝える
ぶっちゃけ、暇なことを上司に伝えることが一番の解決策です。
新入社員が暇をしていることは、会社全体にとってもマイナスでしかありません。したがって、今の現状を正直に話して上司から適切な指示を仰ぎましょう。
もちろん、周りが忙しくしている中で仕事がないことを伝えるのは非常に気が引けます。しかし、このまま仕事がないまま数年後に取り返しのつかない状況になるよりも遥かにマシです。
特に、新入社員など若手社員の多くが1つの会社で定年まで働くことは少ないはずです。尚更、周りを気にするよりも自分のキャリアを気にした方が良いです。
仕事がないということは、その時間分だけキャリア形成が遅れてしまっていることと同義です。その危機感を持つべきです。
自分で仕事を作り出す
2つ目の新入社員が暇なときに必ずすべきことは、自分で仕事を作り出すことになります。
若手が仕事なんて作り出せるわけないだろーが。
そうですか?
意外と仕事って探せばありますよ。
自分で新規事業を生み出したり、社内ツールを自作しようと言っているわけではありません。日々の業務の中で新人でもできることを見つけて、他の社員の手間を除けるようにお手伝いをすることを私は言っております。
具体的に私は下記のようなことを実践していました。
- ミーティングのリマインド
- 議事録作成
- 会議の目次作成
- テンプレートの作成
- 資料の転記
このように、誰にでもできるけど上司が行っている仕事を見つけて行うようにしていました。
これらの作業は生産性のない退屈な作業と思われがちですが、非常に勉強になったと個人的には思います。
ぜひ、騙されたと思って挑戦してみてください。
自分の露出を増やす
最後におすすめしたいことは、自分の露出を増やすことになります。
露出を増やすとは、自分のことを知ってもらうためにグループメッセージや会議中の発言を増やすことを指します。
リモートワーク中では、他の社員から顔を覚えてもらう機会が少なくなってしまうので可能な限りに自分の露出(インプレション)を増やしてチャンスを呼び込みましょう。
新入社員の仕事におけるパフォーマンスは大差ないことを周りの社員は知っているので、新入社員に仕事を振る基準は「知っているか否か」になる可能性が高いです。
ここからの逆算でとにかく覚えてもらうために、知ってもらうために、登場回数を増やしましょう。
それでも仕事が暇すぎる時の解決策
多くの方は先述した3つの手段のいずれか、もしくは全てを行うことで暇な状態を解決できるはずです。
それでも、仕事が暇な人も少なからずいるはずです。しかし、心配は入りません。
これから紹介する解決策を実践すれば、きっと解決に向かうでしょう。
資格勉強を行う
仕事の難易度が高くて、すぐに暇な状態から抜け出すことができない人には資格の勉強を行うことをおすすめします。
資格の勉強を行うメリットとして、
- 効率的な業務理解
- やる気の証明
- 周りとの差別化
があります。
特に新入社員においては上記の3つ全てが該当するので、たとえ資格が直接的に収入にインパクトがない場合であっても、長期的に仕事上のチャンスを獲得できる可能性を高めることができます。
正直、資格勉強は転職のために行うのではなく、社内営業のために行うべきだと私は思います。
転職時に評価されることは実務になるので、資格の優先順位は下がります。しかし、評価される実務経験を積むためには今いる環境で周りと差別化を図らなければなりません。その1つの手段として、資格を考えるとコスパは悪くないと思います。
Udemyを使うと隙間時間で学習できるので、社会人にはおすすめです、特にプログラミングなどのIT系の勉強をしたい場合には良いです。Udemyはシリコンバレーの会社なのでIT関連の教材が充実しております。
副業を行う
2つ目の選択肢として、副業をすることを私はおすすめします。
(もちろん、会社が許してくれる場合に限りますが。)
副業を行うメリットとして
- お金を稼ぐ大変さを理解できる
- 社外ネットワークを築ける
- 自分のスキルを磨くことができる
主にこの3つが副業を行うメリットであると思います。
正直、副業では稼ぐことはできません。したがって、お金儲けのために副業を開始することはお勧めできません。
しかし、副業を行うことで1円を稼ぐことの大変さを理解することができるので、本業における仕事のありがたさが身に染みて感じるようになります笑。また、他にも社外の人との人脈が作れたり、自分のスキルを生かした副業の場合はスキルアップにも繋がります。
最近では、クラウドソーシングで副業が非常に行いやすくなっているので、自分でお金を稼ぐ経験を積むためにクラウドワークスなどに1度だけも登録してみるのもアリかもしれません。
転職準備を行う
最後の手段として、転職準備があります。
しかし、私は転職することを強く推奨したいとは思いません。それは、転職するよりも今いる環境で結果を出すまで努力をしたほうが遥かにコスパが良いためです。
転職することは1から人間関係を作らなければなりませんし、仕事内容もまた覚え直さなければなりません。これらのことを行うくらいなら、少しでも人間関係ができている今の環境で努力をした方が楽なはずです。
ただ、配属ガチャで興味のないキャリアを歩まなければならない方や本当にやりたい仕事を見つけた方は絶対に転職をした方が良いと思います。
どうしても転職をしたい方は、アクシスコンサルティングはいかがでしょうか。主にハイキャリア層向けの転職サービスで、他の転職サービスよりも読者さまとの親和性が高いと思われます。特にコンサル業界を志望している方は登録して損はないはずです。
コメント