コーン・フェリー・ジャパンってどんな会社? 年収、働き方は? 採用についても徹底解説します!

企業分析

この記事では、コーン・フェリー・ジャパン(旧:コーン・フェリー・ヘイグループ)について、どこのサイトよりも詳しく解説していきます。

  • コーン・フェリ・ジャパンへの転職希望者
  • 組織人事コンサルに興味がある

が本記事の主な対象者となります。

世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか? 経営における「アート」と「サイエンス」という書籍で有名な著作家の山口周氏が在籍していた会社としても有名です。

コーン・フェリー・ジャパンってどんな会社

KORN FERRY(日本法人:コーン・フェリー・ジャパン) は、世界有数の組織人事のコンサルティング会社です。世界50カ国以上に7500人近い人事スペシャリストを構え、大企業の組織設計をサポートしています。

公式HPでは、事業を下記のように説明しております。

当社では、それらの組織構造、役割、職責をデザインするために、クライアントと連携しております。当社では、その組織が適切な人材を採用できるよう支援し、報酬の方法、およびその組織の労働力を開発して活力を与える方法についてアドバイスを提供します。さらに、専門職の方々が順風満帆にキャリアを進められるように支援します。

まとめると、

  • 組織人事戦略
  • 人事評価制度
  • 人材採用支援
  • リーダーシップ開発
  • 報酬制度&福利厚生各種調査診断・分析サービス
  • 研修・トレーニングプログラム支援
  • 社員エンゲージメント調査

など、人材領域の事業を主軸としたコンサルティングサービスを提供している会社となっています。

近年ではクロスボーダーM&Aが盛んであることから、PMI(ポスト・マージ・インテグレーション)案件に多数携わっております。これらの潮流は、マーサージャパン・ウイリスタワーズワトソンといった競合企業も同様な傾向にあります。

企業資源の要である人材領域に、戦略・実行・支援までE2Eで関わっているコンサルティングファームと言えます。

コーン・フェリー・ジャパンの強み

では、次にコーン・フェリー・ジャパンの強みについて理解していきましょう。

コーン・フェリー・ジャパンは2019年の人事コンサル企業の3社合併により誕生した比較的新しい会社です。

コーン・フェリー(NYSE: KFY)は、2019年8月1日を効力発生日として、日本における三つの法人、日本コーン・フェリー・インターナショナル株式会社、コーン・フェリー・ヘイグループ株式会社、ならびにフューチャーステップ・ジャパン株式会社を統合することを、当該3社の取締役会および株主総会にて正式決定いたしました。統合後の新社名は、「コーン・フェリー・ジャパン株式会社」となり、今後3社の事業については、コーン・フェリー・ジャパン株式会社が全てを継承することになります。(コーン・フェリー 日本の3ブランド統合と、新経営体制に関するお知らせより引用)

統合前に存在した、コーン・フェリー・ヘイグループの前身であるヘイグループは、エドワード・ヘイ(Edward N.Hay)によって1943年に設立されました。心理学をベースに人の心を可視化して、モチベーションや意識など曖昧模糊としたソフトスキルの定量化に取り組んできた歴史があります。

  • コンピテンシー
  • 心の知能指数として知られるEQ(Emotional Intelligence)

ヘイグループが初めて提唱したコンセプトです。

どちらのコンセプトも世界的企業から新興企業まで数多くの企業に導入されています。

このようなバックボーンを持っているのが、コーン・フェリー・ジャパンの強みと言えるでしょう。

コンサルティング実績としては、下記が実例として有名です。

競合他社

コーン・フェリー・ジャパンの競合他社には下記の企業が存在します。

近年では、総合コンサルティングファームがソリューションの1つとして、組織人事コンサルにも進出しているケースが多く、下記の企業が競合となります。

  • デロイトトーマツコンサルティング
  • アクセンチュア
  • プライスウォーターハウスクーパース

コーン・フェリー・ジャパンの転職難易度

公式HP記載のバリューについては転職前に確認必須

コーン・フェリー・ジャパンの転職難易度は高いです。

下記が組織人事コンサルタントの募集要件になっています。(一部抜粋)

【組織・人事コンサルタント】
・経営戦略/組織人事コンサルティング業界、もしくは他の業界におけるコンサルタント経験をお持ちの方
・人材組織マネジメントに強い興味を持ち、経営戦略/人事に関する知識/経験をお持ちの方
・ビジネス英語力(英語にアレルギーなくより能力向上図りたい方もOK)

【組織・人事ジュニアコンサルタント】
・人材組織マネジメントに強い興味を持ち、「お客さんの為に考え抜く」思考力と「人の成長」「世の中の役に立ちたい」という志の高い方。
・ビジネス英語力

ジュニアコンサルタント(コンサルティングファームでのアナリストレベル)の要件は、ビジネスレベルの英語と最低要件は高くないものの、戦略コンサル出身の方が多く存在することから入念な対策は不可欠と言えるでしょう。

ジュニア以上の役職を目指す場合は、コンサルティングファームでの実務経験・事業会社での人事経験などが重視されていることが分かります。

新卒で入社は可能か

残念ながら現在は新卒採用の応募は行っていないようです。

下記の実務経験が必須の求人が主となっております。

  • アソシエイトリクルーター
  • リクルーター
  • プロジェクトマネージャー

いずれも人材業界での実務経験が求められる募集要項となっております。

コーン・フェリー・ジャパンの求人一覧

コーン・フェリー・ジャパンの年収・働き方は?

コーン・フェリー・ジャパンの年収・働き方は下記の通りになります。

年収実例

  • ジュニア 500-1000万
  • マネジャー 1200-1500万
  • シニアマネジャー 1300-1800万
  • プリンシパル 1600-2300万

給与制度の特徴:固定給とインセンティブボーナス制度。

となっています。(オープンワークより引用)

働き方に関しては、コンサルティング業界の中では比較的ワークワイフバランスが整っており、平均残業時間も40時間前後となっています。ただ、良くも悪くも外資系特有の成果主義的傾向が強いため、アサインされているプロジェクト次第とも言えます。

コンサルティングファームで激務を経験している人にとっては、かなりゆったりと働くことができる企業ではないでしょうか。

コーン・フェリー・ジャパンのまとめ

コーン・フェリー・ジャパンは、世界的組織人事コンサルティングファームでコンピテンシー・EQなどの著名なモデルを開発してきました。

コンサルティングファームで活躍されている方で人材領域の専門を磨いていきたい方・事業会社の人事企画経験者で大企業へのコンサルティングスキルを身につけたい方などには非常に魅力的な企業と言えるでしょう。

ハイキャリ社会人に推奨するサービス

最後に、この記事を最後まで読んでくださった視座の高い若手社会人に向けて、私が利用しているサービスについて4つ紹介していきたいと思います。

どのサービスも必ずあなたのパフォーマンスと視野を広げるのに役立つはずです。

Kindle Unlimited

1つ目のサービスはAmazonが提供しているKindle Unlimitedというサービスになります。

このサービスはサブスクリプション型のサービスで月額たった980円で本が読み放題の夢のようなサービスとなっています。

業務外で仕事に関する勉強をしていると想像以上に出費が出ます。単純計算で月に1冊以上のビジネス書を読む人・これから読もうとしている人は、このサービスを使わない方と結果的に赤字になります。

あえてデメリットを上げるならば、名作の書籍が多く、少しニッチな学術書は対象外であることくらいです。 流行りのビジネス書のカバー率は高いので、ビジネスマンには問題ありません。

ちなみに、現在このサービスは初回のみ30日間の無料体験ができるのでぜひ気になる方は登録してみてください!既にAmazon会員の方はワンクリックでスタートできます!

Audible

次に紹介するおすすめサービスはAudibleというオーディオブックのサービスになります。

このサービスはどうしても読書に抵抗感のある人や読書に時間を割くことができない忙しい方にはおすすめのサービスです。

私もAudibleを利用しているのですが、通勤時間中・ジムでの有酸素中にビジネスの知識をインプットできるのは非常に先進的だと感じています。

隙間時間を無駄にしたくない優秀なビジネスマンから読書が苦手な人、幅広い人に刺さるサービスです。

とはいえ、私はKindle Unlimitedのほうが好きなのでAudibleは移動中にしか使っていません。

こちらのサービスもKindle Unlimited同様に無料キャンペーンを行っています!

気になる方はぜひ1ヶ月間の無料体験をしてみてくださいね

キャリーナ(CREEDO)

3つ目に紹介したいのは、「社会人のためのOB訪問」というコンセプトのキャリーナ(旧名:CREEDO)というサービスです。

このサービスは社会人なら誰でも無料で利用することができる「人脈を広げるためのビジネスマッチングサービス」になります。その中でも、キャリーナはキャリアに焦点を当てているため、他のビジネスマッチングサービスとは異なり、自分にスキル・経験がなくても手軽につながることができます

個人的には、イエンタよりもおすすめです。イエンタは自分からアプローチできる社会人の数が少ないので、気になる業界・会社の人と簡単にはマッチできない印象です。

たくさんの人と交流をして視野を広げておきたい思っている人は確実に使った方が良いサービスです。

このサービスについての記事
ハイキャリアこそ、キャリーナ(CREEDO)を登録した方が良い理由

メンターズ

最後に紹介したいには、メンターズという月980円からキャリア相談を行うことができるサービスです。

無料で行うキャリア相談とは異なり、メンターズでのキャリア相談はお金が掛かってしまうのですが、転職を促される心配はありません

つまり、転職させることが収益ポイントである転職サイトなどのキャリア相談とは異なり、月額のメンターズは中長期的な目線でキャリア支援を行ってくれるサービスです。

キャリア支援をしてくれる人は、戦略コンサルで活躍されていた方や大手企業で事業責任者をしていた方などビジネスの最前線で活躍をしていた方が担当してくれます。

そういった人の話を外食ランチを一度我慢するだけで聞くことができます。

これを安いと思うか、高いと思うか。あなた次第です!

今の会社でのキャリアに不安がある方は1ヶ月だけでも試してみる価値は十分にあります。

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