この記事では、アメリカ最大級のプライベートエクイティファンド、ベインキャピタルについて、会社概要・年収・働き方、採用までどこのサイトよりも詳しく解説していきます。
- ベインキャピタルへの転職希望者
- プライベートエクイティファンドに興味・関心がある
が本記事の主な対象者となります。
ベインキャピタルってどんな会社
ベインキャピタルは、アメリカ、マサチューセッツ州ボストンに本社を置く、世界的なプライベート・エクイティ・ファンドです。1984年に戦略コンサルファーム、ベイン・アンド・カンパニーのシニアパートナーらによって設立されました。創業者の中には、のちに米国大統領選挙(2008年・2012年)に共和党から出馬をしたミットロムニー氏も含まれています。
なお、ベイン・アンド・カンパニーとは資本関係にはなく、完全に別の会社となっています。
下記が主な事業な概要です。(一部抜粋)
- Private Equity
- Credit
- Public Equity
- Venture
- Real Estate
海外での投資実績
過去には、トイザらス、ワーナー・ミュージック・グループ、バスキン・ロビンス(サーティワン・アイスクリーム)へ投資を行っており、非常に有名です。
引用
・公式HPより引用
日本におけるベインキャピタル
では、次に日本におけるベインキャピタルについて理解していきましょう。
ベインキャピタルは2006年に日本事務所を設立し、それから約15年間でキオクシア(旧社名:東芝メモリ)、ドミノ・ピザ・ジャパン、すかいらーく、など、いくつもの投資案件を成功させてきました。最近では、イグニス(マッチングアプリおよびVRプラットフォーム)、hey(EコマースプラットフォームおよびmPOS)、Works Human Intelligence(人事ソフトウェア)などグロース案件への投資にも積極的な姿勢を見せています。
さらに、日本・アジア市場を対象にした大規模ファンドを運用していることでも、ベインキャピタルは注目を集めています。アジア対象ファンドとして約5,000億円。ベインキャピタルの歴史で初という特定国向けファンドの日本ファンドが約1,100億円の運用額。(キャリアインキュベーションより引用)
日本市場では下記の企業への投資実績があります。(一部抜粋)
- ドミノ・ピザ・ジャパン
- 大江戸温泉物語
- 雪国まいたけ
- すかいらーく
- アサツーディ・ケイ
また、最近では日本での採用強化を図る姿勢を見せています。
新型コロナウイルス禍で日本企業の事業再編が加速する中、米投資ファンドのベインキャピタルが日本での陣容を拡大している。2020年に企業買収などの専門人材を積極採用し、人員は25%増の50人超となった。ベインの日本担当マネージング・ディレクターのデイビッド・グロスロー氏は取材に対し、さらに人員を増やす可能性があると電子メールでコメントした。(Bloombergより引用)
引用
ベインキャピタル インタビュー(キャリアインキュベーションより引用)
米ベインが日本で採用強化、陣容25%拡大「並外れて魅力的な投資先」(ブルームバーグ)
競合他社
ベインキャピタルの競合他社には下記の企業があります。
- KKR
- カーライル
- ブラックストーン
いずれの会社も世界的なPEファンドでベインキャピタルと同様に業界問わず大きな知名度を持つ企業です。
ベインキャピタルの転職難易度
ベインキャピタルの転職難易度は高です。
下記が募集中の求人になります。
投資プロフェッショナル(Associate)
業務内容
・案件のソーシング~EXITまですべてのプロセスを担当
求人要件
- 英語ビジネスレベル、日本語ネイティブレベルで下記いづれかの業務経験
- 投資銀行、コンサル等のプロフェッショナルファームでの経験が2年以上
- PE投資経験者は歓迎
在籍している人のキャリアを参照元にすると、ベインキャピタルへ就職するためには、MBA・外資系投資銀行・外資系戦略コンサルのキャリアを積んでおく必要がありそうです。
ただ、PEファンドが公に採用をしているのは珍しいケースなので、今がチャンスともいえます。(採用強化中であることが要因か?)
PE業界は非常に狭く、高い専門性が求められる業界であるために、他業界からの転職は容易ではないでしょう。
新卒で入社は可能か
ベインキャピタルでは新卒向けの募集を行ってないようです。(2021年11月時点)
同業種・外銀勤務経験者などの中途採用がメインの即戦力が求められる環境のため、新卒採用は行っていないようです。
ベインキャピタルの年収・働き方は?
ベインキャピタルの年収・働き方は下記の通りになります。
年収実例:1000万-?億円(Openwork調べ)
となっています。
少数精鋭で高額の資金を運用していることもあり、年収は非常に高いです。
ただ、入社することが非常に困難かつ、高い専門性が求められる仕事であることは留意する必要があります。
ベインキャピタルのまとめ
ベインキャピタルは、ボストンに本社を置く、世界的なプライベート・エクイティ・ファンドです。1984年に戦略コンサルファーム、ベイン・アンド・カンパニーのシニアパートナーらによって設立されました。現在、日本市場に注力しようとしているので転職したい方は、今が非常に狙い目かと思われます。
採用難易度は非常に高いですが、新聞の一面に載るようなM&Aに関わりたい人には非常に魅力的な企業ではないでしょうか。
ハイキャリ社会人に推奨するサービス
最後に、この記事を最後まで読んでくださった視座の高い若手社会人に向けて、私が利用しているサービスについて4つ紹介していきたいと思います。
どのサービスも必ずあなたのパフォーマンスと視野を広げるのに役立つはずです。
Kindle Unlimited
1つ目のサービスはAmazonが提供しているKindle Unlimitedというサービスになります。
このサービスはサブスクリプション型のサービスで月額たった980円で本が読み放題の夢のようなサービスとなっています。
業務外で仕事に関する勉強をしていると想像以上に出費が出ます。単純計算で月に1冊以上のビジネス書を読む人・これから読もうとしている人は、このサービスを使わない方と結果的に赤字になります。
あえてデメリットを上げるならば、名作の書籍が多く、少しニッチな学術書は対象外であることくらいです。 流行りのビジネス書のカバー率は高いので、ビジネスマンには問題ありません。
ちなみに、現在このサービスは初回のみ30日間の無料体験ができるのでぜひ気になる方は登録してみてください!既にAmazon会員の方はワンクリックでスタートできます!
Audible
次に紹介するおすすめサービスはAudibleというオーディオブックのサービスになります。
このサービスはどうしても読書に抵抗感のある人や読書に時間を割くことができない忙しい方にはおすすめのサービスです。
私もAudibleを利用しているのですが、通勤時間中・ジムでの有酸素中にビジネスの知識をインプットできるのは非常に先進的だと感じています。
隙間時間を無駄にしたくない優秀なビジネスマンから読書が苦手な人、幅広い人に刺さるサービスです。
とはいえ、私はKindle Unlimitedのほうが好きなのでAudibleは移動中にしか使っていません。
こちらのサービスもKindle Unlimited同様に無料キャンペーンを行っています!
気になる方はぜひ1ヶ月間の無料体験をしてみてくださいね
キャリーナ(CREEDO)
3つ目に紹介したいのは、「社会人のためのOB訪問」というコンセプトのキャリーナ(旧名:CREEDO)というサービスです。
このサービスは社会人なら誰でも無料で利用することができる「人脈を広げるためのビジネスマッチングサービス」になります。その中でも、キャリーナはキャリアに焦点を当てているため、他のビジネスマッチングサービスとは異なり、自分にスキル・経験がなくても手軽につながることができます。
個人的には、イエンタよりもおすすめです。イエンタは自分からアプローチできる社会人の数が少ないので、気になる業界・会社の人と簡単にはマッチできない印象です。
たくさんの人と交流をして視野を広げておきたい思っている人は確実に使った方が良いサービスです。
このサービスについての記事
・ハイキャリアこそ、キャリーナ(CREEDO)を登録した方が良い理由
メンターズ
最後に紹介したいには、メンターズという月980円からキャリア相談を行うことができるサービスです。
無料で行うキャリア相談とは異なり、メンターズでのキャリア相談はお金が掛かってしまうのですが、転職を促される心配はありません。
つまり、転職させることが収益ポイントである転職サイトなどのキャリア相談とは異なり、月額のメンターズは中長期的な目線でキャリア支援を行ってくれるサービスです。
キャリア支援をしてくれる人は、戦略コンサルで活躍されていた方や大手企業で事業責任者をしていた方などビジネスの最前線で活躍をしていた方が担当してくれます。
そういった人の話を外食ランチを一度我慢するだけで聞くことができます。
これを安いと思うか、高いと思うか。あなた次第です!
今の会社でのキャリアに不安がある方は1ヶ月だけでも試してみる価値は十分にあります。
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