この記事では、30ヶ国に展開する世界最大の資産運用会社、ブラックロック・ジャパンについて、会社概要・年収・働き方、採用までどこのサイトよりも詳しく解説していきます。
- ブラックロック・ジャパンへの転職希望者
- 資産運用会社に興味・関心がある
が本記事の主な対象者となります。
ブラックロック・ジャパンってどんな会社
ブラックロック(NYSE: BLK)は世界最大の資産運用会社であり、運用資産残高は9.46兆米ドル(約1,056兆円)で2021年度日本の国家予算106.6兆円の約10倍の資金を運用しています。グループとして、世界25都市の運用拠点(ニューヨーク、ロンドン、サンフランシスコ、東京、香港等)から主要な資本市場にアクセスしており、米国、アジア太平洋、EMEA(欧州、中東、アフリカ)の約30カ国70都市にサービス展開をしています。
その日本支社がブラックロック・ジャパンとなっております。
ブラックロック・ジャパンでは、創設当初から注力してきた債券運用にくわえ、オープン・エンド型ファンド、株式運用、アドバイザリーなど幅広い金融サービスを顧客に提供しております。
会社名 | ブラックロック・ジャパン株式会社 |
---|---|
資本金 | 31億2千万円 |
設立年月 | 1988年3月 |
代表者氏名 | 有田 浩之 |
事業内容 | 資産運用・金融アドバイザリー |
従業員数 | 365名(2020年3月末現在) |
本社所在地 | 〒100-8217 東京都千代田区丸の内一丁目8番3号 丸の内トラストタワー本館 |
ブラックロック・ジャパンの強み
では、次にブラックロック・ジャパンの強みについて理解していきましょう。
ブラックロック・ジャパンの強みは、
- 圧倒的な世界的プレゼンス
- 幅広い商品ラインナップ
です。
ブラックロック・ジャパンの強みの1つ目は、ブラックロックが持つ圧倒的な資産運用業界における世界的プレゼンスです。
1位から順に、
- ブラックロック
- バンガード・グループ
- ステート・ステート・グローバル
と続いていますが、1位のブラックロックと2位のバンガードとでは大きく差があります。
2つ目の強みは、幅広い商品ラインナップで、
伝統的な株式や債券をはじめとするポピュラーなものから、ヘッジファンド、プライベート資産や不動産などのオルタナティブ投資まで、幅広いラインナップとソリューションを提供することができます。
また、ブラックロックが提供するETFブランドである、iシェアーズETFの世界シェアは約33%と圧倒的なシェアを持っています。
- ETF純資産残高: 2兆6,755億米ドル(業界首位)
- 世界シェア: 33%(業界首位)
- 銘柄数: 993本(業界首位)
- 日本での届出銘柄数*4: 96本
- 国内上場銘柄数: 22本
引用記事
競合他社
ブラックロック・ジャパンの競合他社には下記の企業があります。
- バンガード・グループ
- ステート・ステート・グローバル
- フィデリティ
いずれの会社も世界的資産運用会社でブラックロックと同様に業界問わず大きな知名度を持つ企業です。
ブラックロック・ジャパンの転職難易度
ブラックロック・ジャパンの転職難易度は高です。
下記が主な募集要件となっています。(一部抜粋)
Associate–BIS
Responsibilities(一部抜粋)
- Work in team setting, performing core duties related to proxy voting and company engagement operations support as well as business management activities and longer term projects
- Maintain comprehensive documentation on key processes and procedures related to proxy voting and engagements
- Liaise with primary vendors including maintaining enhancement lists, contract renewals and annual due diligence activities
- Daily support of operational issues related to proxy voting on 3rd party vote execution platform, including liaising with custodians and fund administrators
- Maintain and create internal management reporting of voting, engagement and client inquiry statistics, leveraging Tableau and Aladdin data models
- Provide data and reporting support to support BIS communications function for both ad-hoc requests as well as cyclical reporting done on a quarterly and annual basis
The Requirements(一部抜粋)
- An undergraduate with a degree in finance, economics, accounting, business, communications, technology or technical disciplines such as Computer Science, Information Systems, or Engineering
- Knowledge of proxy voting operations, associated regulations and corporate governance a strong plus
- Excellent analytical skills with very strong attention to detail
- The ability to build and maintain successful relationships with colleagues across the firm and with external parties
- The ability to analyse and resolve complex problems under time pressure
- Excellent verbal and written communication skills combined with agile critical thinking and a problem solving mindset, with the ability to collaborate with both technical and non-technical personnel
ブラックロック・ジャパンの求人は基本的に3年以上の業務経験が求められるものが多いです。
また、ビジネスレベル以上の英会話スキル、業界での圧倒的な実績が必要となるケースが多く転職難易度は非常に高いでしょう。
資産運用業界は狭く、専門性が求められる業界であるために、他業界からの転職は容易ではないです。
新卒で入社は可能か
ブラックロック・ジャパンでは新卒向けの募集を行っています。
ボストンキャリアフォーラム経由で2022年は下記のビジネスエリアにて採用を予定しています。
- Advisory Services
- Analytics & Risk
- Investments
- Sales & Relationship Management
ブラックロック・ジャパンの年収・働き方は?
ブラックロック・ジャパンの年収・働き方は下記の通りになります。
年収実例:600万-2500万円
となっています。
年収に関しては、数千万円をもらっている社員が多い印象を受けます。
働き方に関しては、外資系金融機関の中でも働きやすい環境で投資銀行ほど激務ではなく高給を得ることができます。ただ、良くも悪くも外資の色が強いため、それ相応の能力・実力が求められる環境です。
ブラックロック・ジャパンのまとめ
ブラックロック(NYSE: BLK)は世界最大の資産運用会社であり、世界25都市の運用拠点(ニューヨーク、ロンドン、サンフランシスコ、東京、香港等)から主要な資本市場にアクセスしており、米国、アジア太平洋、EMEA(欧州、中東、アフリカ)の約30カ国70都市にサービス展開をしています。
採用難易度は非常に高いですが、最先端の金融情報にアクセスしたい人やメカニズムに関わりたい人には非常に魅力的な企業ではないでしょうか。
ハイキャリ社会人に推奨するサービス
最後に、この記事を最後まで読んでくださった視座の高い若手社会人に向けて、私が利用しているサービスについて4つ紹介していきたいと思います。
どのサービスも必ずあなたのパフォーマンスと視野を広げるのに役立つはずです。
Kindle Unlimited
1つ目のサービスはAmazonが提供しているKindle Unlimitedというサービスになります。
このサービスはサブスクリプション型のサービスで月額たった980円で本が読み放題の夢のようなサービスとなっています。
業務外で仕事に関する勉強をしていると想像以上に出費が出ます。単純計算で月に1冊以上のビジネス書を読む人・これから読もうとしている人は、このサービスを使わない方と結果的に赤字になります。
あえてデメリットを上げるならば、名作の書籍が多く、少しニッチな学術書は対象外であることくらいです。 流行りのビジネス書のカバー率は高いので、ビジネスマンには問題ありません。
ちなみに、現在このサービスは初回のみ30日間の無料体験ができるのでぜひ気になる方は登録してみてください!既にAmazon会員の方はワンクリックでスタートできます!
Audible
次に紹介するおすすめサービスはAudibleというオーディオブックのサービスになります。
このサービスはどうしても読書に抵抗感のある人や読書に時間を割くことができない忙しい方にはおすすめのサービスです。
私もAudibleを利用しているのですが、通勤時間中・ジムでの有酸素中にビジネスの知識をインプットできるのは非常に先進的だと感じています。
隙間時間を無駄にしたくない優秀なビジネスマンから読書が苦手な人、幅広い人に刺さるサービスです。
とはいえ、私はKindle Unlimitedのほうが好きなのでAudibleは移動中にしか使っていません。
こちらのサービスもKindle Unlimited同様に無料キャンペーンを行っています!
気になる方はぜひ1ヶ月間の無料体験をしてみてくださいね
キャリーナ(CREEDO)
3つ目に紹介したいのは、「社会人のためのOB訪問」というコンセプトのキャリーナ(旧名:CREEDO)というサービスです。
このサービスは社会人なら誰でも無料で利用することができる「人脈を広げるためのビジネスマッチングサービス」になります。その中でも、キャリーナはキャリアに焦点を当てているため、他のビジネスマッチングサービスとは異なり、自分にスキル・経験がなくても手軽につながることができます。
個人的には、イエンタよりもおすすめです。イエンタは自分からアプローチできる社会人の数が少ないので、気になる業界・会社の人と簡単にはマッチできない印象です。
たくさんの人と交流をして視野を広げておきたい思っている人は確実に使った方が良いサービスです。
このサービスについての記事
・ハイキャリアこそ、キャリーナ(CREEDO)を登録した方が良い理由
メンターズ
最後に紹介したいには、メンターズという月980円からキャリア相談を行うことができるサービスです。
無料で行うキャリア相談とは異なり、メンターズでのキャリア相談はお金が掛かってしまうのですが、転職を促される心配はありません。
つまり、転職させることが収益ポイントである転職サイトなどのキャリア相談とは異なり、月額のメンターズは中長期的な目線でキャリア支援を行ってくれるサービスです。
キャリア支援をしてくれる人は、戦略コンサルで活躍されていた方や大手企業で事業責任者をしていた方などビジネスの最前線で活躍をしていた方が担当してくれます。
そういった人の話を外食ランチを一度我慢するだけで聞くことができます。
これを安いと思うか、高いと思うか。あなた次第です!
今の会社でのキャリアに不安がある方は1ヶ月だけでも試してみる価値は十分にあります。
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