この記事では、実際にブログを100記事書いてみた感想について解説していきます。本記事を読むことで、100記事を書いた時点でのアクセス数や収益、これからブログを頑張りたい人に向けておすすめする運営方法が分かります。
したがって、
ブログ100記事書くとどのくらい稼げるの?
ブログ100記事でどのくらいのアクセスが流入するの?
このような疑問にこの記事では応えていきます!
記事に入る前に、100記事を書いたという証拠の画像を載せておきます。
やはり、読者さまも信用を重視されていると思いますので。
この記事は101本目の記事になっており、2020年12月31日時点でちょうど100記事を達成しました。したがって、本記事で紹介していくこのブログのアクセス・収益に関する情報は2020年までのものとさせていただきます。
参考記事
・ブログを50記事、書いてみて分かったこと
100記事まで継続できる人の割合
本題に入る前に、世の中に大量に存在するブロガーの中で100記事までに記事を更新し続けることができる人はどのくらいの割合でいるのでしょうか。
上記のグラフは田中ともうします。というブログが集計した記事数の分布統計になります。
この記事では、下記のようにグラフを分析されています。
開設1年後に100記事を超えているブログは2割しかないことがわかります。直近1ヶ月更新できている継続率よりも低い割合です。
ブログを続けられている人の割合を調べてみた
こちらのブログが参照されているデータは現在、私が調べた中でもっとも最新の情報であるため参考にすべき内容です。(2020年01月04日最終更新)
以上の内容をまとめると、100記事までブログを継続することができる人は非常に少なく、100記事を続けることができただけで、ブロガー全体の中で上位20%に入る可能性があるのです。
現在ブログ更新を頑張っている人は、今はとにかく続けることを頑張って上位20%に入ることを目指してはいかがでしょうか。
100記事を書いたアクセス数
本ブログの100記事書いたアクセス数は上記の通りです。データ抽出範囲は、ブログを解説した3月から100記事を達成した12月末としております。
ユーザー数:10,126
ページビュー数:22,309
セッション数:13,131
このデータが順調なのか不調なのか私には分かりませんが、webマーケティングの知識がゼロで、社会人生活と掛け持ちで運営した結果になります。
上記のデータを参照すると、一時的にアクセス数が急上昇している期間があります。
これは、人気YouTuberであるUtsuさんに記事を取り上げて頂いたことがきっかけで、私個人の努力とは無関係です。
Utsuさんに取り上げて頂いた記事
・これからの就活に欠かせない!Utsuさんが提唱する人生の目的とは何か?概要から見つけ方まで解説します。
なお、急上昇を除いたデータは下記の通りです。
急上昇の影響が抜け始めた6月1日から年末までのデータを再度抽出しました。
急上昇の影響が抜けたために急激にアクセス数は下がりましたが、毎月アクセス数が微増ではありますが増えていることが分かります。
以上、ブログ知識ゼロの私が運営した100記事まで続けたアクセス数になります。
巷では、
・100記事を書くと数万アクセスを見込めることができる
・100記事書くだけで、未経験でもアクセスが増える
など言われていますが、これが未経験者の真実です。
100記事書いたけどアクセスが増えない理由
100記事書いたのに、アクセス数を増やすことができたかった理由を、私なりに考えたので共有しておきます。
多くの「100記事書いてみた」系のコンテンツは成功談がメインですので、あえて失敗した理由を振り返ってみます。
ビッグキーワードを抑えられなかった
単純な話ですが、アクセス数を増やすためにはビッグキーワードをカバーする必要があります。
ビッグキーワードをカバーすることは、競合が多いので初心者ブロガーは勝つことが難しいのですが、稀にボリューム数の割に競合が少ないキーワードが存在します。
このキーワード調査を記事を作成する前に行えば良かったと思います。
当時の私はビッグキーワードを抑えることは初心者では不可能と考え、無視しておりました。
したがって、ビッグキーワードをいつまでも抑えることができないブログになってしまったと思います。
優先順位 | 検索ボリューム | 競合の数 | 打つべき施策 |
1 | 多い | 少ない | 今すぐに記事を作成すべき領域 |
2 | 多い | 多い | 精通していない限り避ける領域 |
3 | 少ない | 多い | コスパがあるので避ける領域 |
4 | 少ない | 少ない | キーワードに需要がない |
私の経験をまとめると上記の図のようになります。
とにかく、優先順位1位の検索ボリューム多・競合少を狙いにいきましょう!
キーワードを分析するためには以下の2つの無料ツールを使うことがベストです。
ラッコキーワード
キーワードを調査する上で、ラッコキーワードは非常に大切です。
ラッコキーワードを活用することで、ビッグキーワードのサジェストキーワードや類推キーワードを明確にすることができます。
後ほど紹介をするウーバーサジェストも同様にキーワード調査を行えますが、ラッコキーワードは「網羅性が高い点」と「無料でいくらでも調査できる点」で優れております。
現在、私はブログを書くときには必ずラッコキーワードで調べてから記事を書くようにしています。
ラッコキーワードのリンクはこちらから!
まだ、ラッコキーワードを使ったことない人はぜひ利用してみてください。無料でこのクオリティはなかなか良いです。
ウーバーサジェスト
私がもっとも初期から活用していたキーワード解析ツールは、ウーバーサジェストになります。
ラッコキーワードとともに、ブロガーだったら知らない人はいないくらい有名な解析ツールです。
ウーバーサジェストの魅力は、「キーワードのボリュームと競合の強さを定量的に解析してくれる点」と「ドメイン解析にも役立つ点」です。
ドメイン解析については下記の画像を参照してください。
上記の画像のように、ドメインがもつキーワード数とトラフィック数、非リンクなどもウーバーサジェストでは調べることができます。私も定期的に自分のドメインをウーバーサジェストを活用して分析しております。
一方で、ウーバーサジェストは無料で検索できる回数が1日3回となっており、それ以上使う場合は有料登録をしなければなりません。非常に優れているツールなだけに、無料登録では回数が制限されている点がマイナスポイントです。
ウーバーサジェストのリンクはこちらから。
SEOを甘く認識していた
100記事を書いたのにアクセス数が増えなかった理由の2つ目は、SEOを甘く認識していたためです。
1点目のビッグワードを抑えることができなかったに通じる点もありますが、ここで述べたいことは自分の狙ったキーワードの順位を日時で確認することを怠った点になります。
ブログでSEOを分析していく過程には
- キーワード選定をしっかり行う
- キーワードを踏まえた記事を作成する
- 狙ったキーワードの順位を追う
- 場合によってはリライト
が存在します。
ここで述べたいことは、後半の狙ったキーワードの順位を追うになります。
この作業を怠るとブログ運営の中で仮説検証のサイクルを回すことができなくなり、「なぜアクセス数が増えないのか」が分からなくなってしまいます。
また、狙ったキーワード以外のキーワードで記事が上位表示されているケースも要注意です。一見するとアクセス数が伸びて嬉しいことのようですが、キーワードのカニバリズムが生じる原因になる恐れがあります。
ベストな状態は、狙ったキーワードで上位表示されることであって、その他は好ましくないのです。
私は当初、狙ったキーワードの順位を追うためのツールであるトラッキングツールを使っておらず、闇雲に記事を書いておりました。そのために、キーワードが重なるなど二度手間なことが多々ありました。
最初からトラッキングツールを使っておけばと後悔しております。使っていれば、もっと早い段階で結果を出すことができたはずです。
私はランクトラッカーとGRCのいずれか使うことをおすすめします。
この2つは有名すぎて今更紹介する必要はないと思いますが一応紹介しておきます。
ランクトラッカー・GRC
私が現在使っているトラッキングツールは、ランクトラッカーになります。
こちらのツールでは、狙っているキーワードの順位を毎日追うことができます。私はランクトラッカーでは、順位のトラッキング以外に記事を「リライトした日時」や「内部リンクを修正した日付」をメモして活用しております。
ランクトラッカーのリンクはこちらから!
ランクトラッカーの日本代理店から購入することはおすすめしません。値段が割高で利用するメリットがありません。この記事に掲載しているリンクから購入しましょう。
私はこの点を失敗して割高でランクトラッカーを利用することになってしまいました。年単位でのライセンス契約であるために修正できず。
次に有名なトラッキングツールはGRCです。
機能に関してはランクトラッカーと同様ですが、GRCはWindowsのみの対応であるため、私はランクトラッカーを利用しております。
GRCのリンクはこちらから!
まとめると、
- Macユーザーはランクトラッカー
- WindowsユーザーはGRC
になります。使用用途は変わらないので、ツールに関してはすぐに導入した方が良いです。
トラッキングツールなので序盤から導入していないと分析材料が足りず、意味がありません。まだ入れていない方は早急にインストールすることをおすすめします。
100記事を書いた収益
次に100記事を書いたこのブログの収益について解説していきます。
上記のグラフはアマゾンアソシエイトプログラムの収益グラフになります。
結果は、
合計:1,097円
紹介料:597円
メンバー紹介報酬:500円
とアクセス数以上に散々な結果となってしまいました。
何十時間と費やして、たった1000円です。アマゾンアソシエイトプログラムに関して言うと、もっと頑張れたと思います。
次にグーグルアドセンスの収益を見ていきましょう。
こちらもアマゾンと同様にめちゃくちゃ少ない金額でした。
と言うのも、グーグルアドセンスは12月15日前後から収益化を始めたので、実質半月の結果になっているためです。
グーグルアドセンスはアクセス数(インプレション)が非常に重要になっているので、一定のアクセスが流入されるまでは手をつけないでいたのです。
収益に関しては散々たる結果でした。
私の何がいけなかったのでしょうか?
100記事書いたけど稼げない理由
100記事を書いたけど稼げない理由について、私の経験から主に2つあります。
- 収益化を行うタイミングが遅かった
- 高単価商材に手を出していない
収益はアクセス数×CVRなので、先述したSEO対策やCVRを高めるためのライティングスキルなどは収益を最大化するためには不可欠な要素です。
しかし、この記事では別の角度から稼げない理由について紹介していきます。
収益化を行うタイミングが遅かった
1点目の稼げない理由は、収益化を行うタイピングが遅かったことになります。
言い換えると、利益を得るという泥臭い行為から逃げていたということになります。正直、収益を生み出す行為は非常に地味で泥臭い行為です。ASPから商材の選定、魅力的な文章を書くことなど全てが時間がかかる地道な作業です。
私はこの利益を出す行為が億劫で逃げていました。
- 自分が書きたい記事を書けば、誰かが共感してくれるかもれない。
- 自分のやりたいようにやる。
ブログをビジネスとして考えるならば、これらは逃げです。
ビジネスとして考えた以上は「誰かのために」記事を提供しなければならないのです。自分のためではありません。
「誰かのために」を追求した結果、利益が追いついてくるのです。
利益から遠ざかることは他者への価値提供を蔑ろにしてるのと同じです。
高単価商材に手を出していない
2つ目の理由は、高単価商材に手を出していない点になります。
転職エージェント・金融商材・プログラミングスクールといったASPの商材は高単価なことが多いです。そして、ブログで稼いでいる方の多くが高単価商材のキーワードを中心に記事設計していることが多いです。
しかし、私はこのような高単価商材に手を出しませんでした。
それは、「私自身が経験して良いと感じたもの」を紹介しなければ、読者を裏切る行為になると考えるためです。
そもそも、仮に転職を経験したことがない人が転職アフィリを紹介しても魅力的なPRができませんし、内容の薄さを読者は感じてしまうはずです。
100記事続けることが難しい方へ
最後に100記事まで続けることが難しいと感じる方に向けて、私からアドバイスがあります。
アクセス数や収益が上がらない中で100記事を書き続けていくことは心が折れます。
- これでいいのか?
- 今までの作業には価値がないんじゃ?
- もっと他の副業をした方が?
何度も私は上記の質問を自問自答しました。
そんな中でサイトM&Aのサービスを見つけて、売り出し中のブログの希望単価と成約単価を調べるようになりました。分析したのは自分のブログに金額的な価値を見出すためです。
上記のように売り出し中の案件を見てみると、
(ラッコM&Aの案件一覧より引用)
- 他のサイトもアクセス数って少ないのね
- 売上なくても売れる可能性がある
と思えるようになりました。
それ以降、仮にブログで収益を伸ばせなかったとしても「最後は売却してしまえばいい」と考えることで気持ちが幾分か楽になりました。
まとめると、私はブログを「短期的な収益を生み出す仕組み」として捉えるだけでなく、どうすれば高く売れるのかという観点でブログを100記事まで楽しんで続けることができるようになりました。
もし、ブログを書くモチベーションが続かない人は
下記のサイトM&Aをみることをおすすめします。
どうしてもやめたいなら売っちゃえばいいのです笑
少しでも皆さんの参考になれることを願っております。
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