学歴社会は崩壊したのか。【結論:まだ崩壊していない】

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この記事では「学歴社会は崩壊したのか」というテーマについて、最近のニュースを踏まえて解説していきます。

学歴社会とは

Mako.Press
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そもそも、学歴社会とはどのような社会のことを表すのでしょうか?

私含めてしっかりと定義を理解していない人は少なくないと思いますので、はじめに学歴社会の定義について触れておきます。

コトバンクによると、学歴社会とは「社会的出自,本人の能力・業績・人格などに比べて学歴 (学校経歴) が職業,所得,社会的威信,社会的地位を決定する度合いの強い社会をいう。」と記載されています。

この内容を簡単に要約すると、「個々人の能力以上に学歴が重視される社会」を学歴社会と指すようです。 この記事では、学歴社会を如実に示す大手企業への就職という観点から述べていきたいと思います。

大手企業の安定神話の崩壊

先述したように学歴社会を大きく象徴するものの1つが大手企業の採用活動であると思います。
大手企業では多数の応募者から候補を探すために頻繁に学歴フィルターが使われているためです。

この学歴フィルターを回避するために「難関大学の入試を突破して、大手企業で安定を得ようとすること」は皆が考える理想なのではないでしょうか。

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いわゆる、「大企業に入れば一生安泰」というやつです。

大学へ通う理由に関しても、学問を追求する以上に就職活動を成功させるためと考える学生が存在するのも事実です。私もその1人でだった思います。

しかし、近年のコロナ危機での経営不振や外資企業との熾烈な競争により、これまでと同様の安定的な大手企業という状態を維持することは難しくなっているのではないかと私は考えます。

コロナ危機の影響でANAなどの航空産業、JTBなどの旅行産業は大きな打撃を受けているのも事実です。

ANA、3500人削減へ グループで22年度までに(時事通信社)
コロナ禍でリストラ加速 人員・店舗を縮小―旅行大手(時事通信社)


一方で、コロナとは関係ないような大手企業でもリストラを実施するなど人員整理が行われています。

2020年最新版:大企業のリストラ一覧(早期退職・希望退職)より引用

つまり、大手企業の安定神話は崩壊したと言えます。

もちろん、大手企業の中では持続的な成長を遂げている企業もあります。
しかし、「大企業に入れば一生安泰」という考え方は非常に危険なのではないかと思います。

今も学歴は重要なのか

安定を獲得するための手段としての学歴は、大手企業の変化によって厳しい状態にあるのは事実です。
このような観点から学歴の重要性は以前と比較して下がっています。

しかし、私は依然として学歴は重要なものであると考えます。

大手企業が安定を保証できなくなった今、安定を獲得するためにはスキルと実績といった自分の価値を高める努力が欠かせません。そして、このスキルと実績を手にするチャンスを増やすためには学歴が有効に働きます。

実際にこの記事では新卒就活・転職における学歴の重要性の2つの切り口から解説していきます。

新卒就活における学歴の重要性

新卒就活の中では、総合商社やコンサル、金融、メーカーなどの特に超人気業界においては学歴の高さが際立っています。

もちろん、有名大学以外からの採用を行っている企業も存在しますが大学の母数などを考慮しても、決して多くはないと言えます。

人気41企業別「採用大学」ランキング!大手総合商社4社でオール1位となったのは?(ダイアモンドオンライン)

転職における学歴の重要性

パソナのデータによると、ポテンシャルを重視する第二新卒向けの転職では学歴は重視されるがそれ以降の転職活動では学歴以上に職歴や実績が重視されると述べられております。

一方で、dodaの約1万5000件の求人情報をもとにした統計によると学歴を求める求人割合が60%と過半数を占めています。下記のグラフは、大卒以上を求める求人割合を示したものになります。

以上の情報を踏まえると、20代前半までのポテンシャルを重視する転職活動では学歴が必要とされ、全体的な求人情報においても依然として学歴の重要性は高いということが分かります。

転職に学歴は関係ある?中途採用で企業が重視することとは?(パソナ)
学歴は中途採用で求められる?−学歴と転職の関係−(doda)

学歴よりも大切なこと

これまで学歴の重要性について新卒就活・転職という観点から述べてきました。
しかし、私は学歴以上に大切なことはあると思います。

それは「現状に満足せずに努力を継続すること」です。

もし、あなたに学歴のなかったとしても現状の課題に対して努力を続けることができれば、確実に人生は好転することは可能であると思います。

先述した内容はあくまでポテンシャル採用における事実に限ったものです。20代以降の実力重視、実績重視の転職活動では学歴の重要性は薄れてきます。

努力を続けることができた人はこのタイミングで大きく羽ばたくことができるはずです。

一方で、優れた学歴を持っていたとしても指示待ち人間のような社会人生活を過ごしてしまうと、それこそ人員整理の対象になってしまうだろうし、リストラされた後に実力重視の転職市場においては淘汰されることになってしまうでしょう。

以上から、私は学歴を持つよりも「現状に満足せずに努力を継続すること」が重要であると断言します。

今からあなたができること

学歴のないあなたが今からできることは、現状の延長線上にある課題に対して真摯に挑戦して結果を出すことだと思います。

巷では、投資家やブロガー、フリーランスエンジニアなど数多くの生き方が紹介されています。

しかし、私はこのような生き方に懐疑的です。

それよりも、今の環境にレバレッジをかけることができる「何か」を探した方が遥かにリターンの大きな成果を生み出すことができるのではないかと思います。

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考えてみてください。

・現状で結果を出すことができないあなたがなぜブロガー、投資家、エンジニアで結果を出すことができるのでしょうか。
・既に市場では天才たちが凌ぎを削りながら競争をしております。なぜ、彼らに未経験のあなたが勝つことができるのでしょうか。
・あなたの経験を十分に活かせる市場で競争した方が勝てる確率が高いのになぜ新規市場に参入しようとするのでしょうか。

私は金融商材、エンジニア関連のアフィリエイターではないので忖度なしに言いますが、今いる環境で結果を出すことの方が大切だと思います。 金融商材、エンジニア関連の案件は非常に報酬が高いのでみんなが勧めますが、私はそのようなこと自体にもよく思いません。

学歴社会は崩壊したのか?

学歴社会は崩壊したと言われているが、学歴社会が崩壊したのではなく大手企業の安定神話である。学歴の重要性は20代のポテンシャル採用では依然として存在している。しかし、以前と比較して人材の流動性が高まりつつあるため、継続的な努力による実績・経験次第では十分に逆転は可能である。

これがこの記事のまとめになります。

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誤解を解くためにも、まずは就活相談に関する私の思いを読んでいただければと思います。

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