この記事では、大企業に向いていない人の特徴を仕事・性格・キャリアの3つの軸で合計12つ特徴を紹介していきます。
この記事を書いている私は、都内大企業に総合職採用されて1年経った若手社会人です。
就活生から受ける相談で、「大企業の特徴・ギャップ」に関する質問が多いので、情報をまとめるために本記事を書くことにしました。
したがって、

将来、起業したいけど大企業ってどうなの?

大企業に向いていない人っているの?

このような方に向けた記事となっております。
大企業へ向いていない人診断

本記事はかなり力を入れて書いたため、記事の内容が膨大になってしまいました。
したがって、

就活で忙しく全文読めない!

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大企業に向いていない人の特徴:仕事編

大企業に向いていない人の特徴の仕事編は以下の通りです。
- 下積み期間に納得できない人
- 裁量権のある仕事がしたい人
- やりたい事が決まっている人
- 目に見える実績が早く欲しい人
- 人脈を広げたい人
では、詳しく解説していきます。
下積み期間に納得できない人
大企業に入社、特に総合職採用の場合は1年から3年間の育成期間という名の下積み期間がどこの企業にも存在します。
「1年〜3年も社内教育してくれる懐の広い会社」と感じる人もいれば、「もっと早く実践経験を積みたいのに!」と思う人もいるかもしれません。
後者のように、
- 早期から実践経験を積みたい
- 仕事とは関係ない雑用期間を減らしたい
このような人には大企業は向いていません。
裁量権のある仕事がしたい人
大企業で裁量権のある仕事がしたい場合、少なくとも30代になるまで待つ必要があります。
もちろん、大抜擢のような形でスピード出世されている方もいますが、こんなのごく一部です。このようなレアなケースには期待を持たない方が良いです。

上記の資料は、財団法人労務行政研究所が上場企業(大企業)4000社にアンケートした結果を示したものです。この図のように、最初の役職である係長になるためには30代になっている必要があることが分かります。
したがって、20代のうちから裁量権が与えられて仕事をしたい人は大企業は避けるべきです。
やりたい事が決まっている人
やりたい事が決まっている人は大企業へ入社することはおすすめできません。
この動画で就活系トップYoutuberのUtsuさんが、「自分でキャリアを切り拓きたい方には大企業はおすすめしない」と仰っているのは、本当にごもっともです。
私も実際に大企業に入社して1年が経ちましたが、自分のやりたいことは基本的にできません。
そもそも、総合職で採用された時点で、「やりたい事」は実現できないと考えておいた方がいいかもしれませんね。
目に見える実績が早く欲しい人
- 数十人・数百人規模のプロジェクトを管理しました
- 数千万から数億円の商談を決めました
- 新規事業立ち上げを担当しました
など、外部からのウケが良さそうなキラキラした実績を20代で手に入れたい方は、大企業に向いていません。
先ほど述べたように、大企業で裁量権を持つことができる役職は30代になってからなので、目に見える実績が手に入るのも当然それ以降になります。(これも順調に出世した場合に限ったケースですが、)
転職を繰り返してキャリアを築いていきたい方は、若手のうちから実績を積む機会が得られる可能性のあるベンチャー企業の方が好ましいかもれません。
人脈を広げたい人
将来、独立・起業をすることを逆算して今のうちから人脈を広げておきたいという方は、大企業はあまり向きません。
それは、大企業では決裁権を持つ人間と関わる事が難しいためです。
大企業のスペックの高い人たちとの人脈を築いておくことも大切だと重々承知しておりますが、独立・起業を前提とするならば、仕事を紹介してくれる人・サービスを買ってくれる人が大切になります。
大企業の決裁権者と繋がったとしても大企業では稟議を通すのにも非常に複雑なプロセスを挟むため、決裁権者個人の影響力はオーナー企業の社長と比較して弱いです。

この動画は非常に参考になります。
大企業に向いていない人の特徴:性格編

大企業に向いていない人の特徴の性格編は下記と通りです。
- こだわりが強い人
- 社内政治が苦手な人
- 自分のために働きたい人
- 安定思考が嫌いな人
先ほどと同様に詳細を見ていきましょう。
こだわりが強い人
こだわりが強い人は大企業には向かないです。
大企業では、個人のユニークを伸ばすよりも、全体を標準化しスキルのベースラインを上げることに力を入れているためです。
仕事においても、個人の意見・アイディアで推し進めるような仕事ではなくマニュアルに沿った仕事が基本になります。(もちろん、思考を要する仕事ですが)
したがって、自分の強みを活かした仕事がしたい人やこだわりを捨てきれない人には大企業は向きません。
社内政治が苦手な人
大企業には社内政治が必ず存在します。
会議をセッティングするだけでも、多くの利害関係者との調整が欠かせません。個人的には、大企業で仕事を進めるには利害関係者の調整業務が不可欠だと思います。
社内政治が苦手で利害関係者を取りまとめる作業を苦痛だと感じる人は大企業はおすすめしません。
とはいえ、中小企業・ベンチャー企業でも少なからず調整業務・社内政治はあるので程度の問題ですが。
自分のために働きたい人
自分のために、キャリアのために働きたい人は大企業には向きません。
大企業のような大きな組織の場合、自分の作業が「自分の将来のためにどう役立っているのか」を理解できなくなることがあります。特に、若手社員は先ほど述べた調整業務・議事録作成・書類作成などで1日の大半が消えてしまうので、不安に感じてしまうでしょう。
今の作業を数年継続することで大きなポジションを獲得したいという長期的なキャリアビジョンを描くことができない人には、大企業での仕事は辛く苦しいものになるはずです。
安定思考が嫌いな人
安定思考が嫌いで新しいことにチャレンジしたい人も大企業には不向きです。
大企業の仕事は会社の収益頭となっている事業の運営・保守業務がメインとなっているためです。会計士・MBA保有者などの強い専門性を持っていない限り、経営戦略事業部・新規事業部で働くことができないので多くの学生はメインの事業部へ行くことになるでしょう。
新しいことにチャレンジできる可能性は大企業よりもベンチャー企業の方が高いのは当然でしょう。
大企業に向いていない人の特徴:キャリア編

最後に、大企業に向いていない人の特徴のキャリア編について解説していきます。
詳細は下記の通りです。
- 起業・独立したい
- 好きを仕事にしたい
- 好きな場所で働きたい
では、詳しく説明していきます。
起業・独立をしたい
この動画で年収チャンネルの株本さんが仰っている通り、起業・独立などして20代のうちにお金を稼ぎたいと思っている人は、大企業へ行くべきではありません。
20代の若手のうちから起業・独立を視野に入れるためには、自分の仕事に対する視座を高めていかなければなりません。
その1つの選択肢として、株本さんが仰る「小さいベンチャー企業で修行をしながら経営者の視点を獲得・ベンチャー企業のオーナー経営者とのつながりを作っておく」は超優秀層を除く学生ができる再現性の高いことなのかもしれません。
一方で、大企業は安定しているため、自分で仕事を生み出している感覚、まして経営者と関わる機会が少ないので視座を高めることが難しいです。
- サイバーエージェント
- リクルート
- 楽天
- DeNA
上記のような会社は起業家輩出企業として非常に有名ですが、それはこれらの会社がベンチャーだった過去の話であって今の話ではないということを認識しておきましょう。当時と環境が同じはずがありません。
好きを仕事にしたい

好きなことを仕事にしたい!

得意なことを仕事にしたい!

このような方は大企業向きではありません。
大企業(主に、総合職採用をしている会社)に入社をすると、個々人の好き・得意なことではなく会社の方針としてどのような仕事を任せるべきかに重点が置かれています。
一部、天才的に好きなことが強みになっており、即戦力が期待される人材を除いて大部分の学生は会社都合で配属場所が確定し、仕事が任されます。
私が研修中に人事から
「キャリアは自分で決めるよりも巡り合わせで決まるものだ。したがって、どんな仕事であってもやりきることを意識しなさい。」
このようなことを言われて、大企業におけるキャリアを理解したのを覚えております。
つまり、「自分で決めたことではなく、言われたことに注力しよう」ということです。
大企業では、好きを仕事にするのではなく、与えられた仕事を好きになるが正しいのです!
私は納得はできましたが、一部違和感を感じた同期がいたのも事実です。

これが大企業のシステムであると認識しておくと入社後のギャップは少なくなるでしょう。
好きな場所で働きたい
先ほど述べた、「好きを仕事にしたい」と同様に「好きな場所で働きたい」も大企業では困難です。
配属先で運よく首都圏を引き当てない限り、地方配属になることはザラです。
私の周りの大企業で働く友人の60%は地方配属となっています。若手のうちに日本各地を巡れることに価値を感じている人には最高な環境ですが、都心で働きたい人には厳しい現実が待っているでしょう。
都心で働きたい人は、外資系起業・コンサルなどのあらかじめ勤務地が確定している会社へ就職することをおすすめします。
大企業に向いていない人:最後に
長々と大企業に向いていない人の特徴を書いてきましたが、最後に要点をまとめさせてください。

結局、大企業ってどうなの?

ベンチャーか大企業で悩んでいるんだけどどうしよ。

結論、多くの学生にとって大企業の方が良いと思っています。
これまで散々と大企業に向いていない人の特徴を書いてきた私ですが、多くの学生にとって大企業は素晴らしい環境だと確信しております。
私も大企業の良さを踏まえた上で本記事を書いておりますし、なんだかんが年収・世間体・経営基盤など総合的に見て優れているのは大企業です。
こんな好条件を捨てても構わないという、気概がある優秀な人が起業・独立やベンチャー企業へ行くべきだと思っています。どのような会社でも同じ組織であることには変わりないので、政治やクソ仕事は蔓延しています。
以上を踏まえて、「あなたはどうしたいのか」を考えて、好ましい一手を選択すべきです。

自己分析の方法は下記の記事を参考にしてください。







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