今回の記事は大手食品メーカー内定者Yさんにインタビューを行い「就職活動の極意」というテーマで語っていただきました。(ちなみにYさんは早期内定で内定を頂いております。)
大手食品メーカー内定者Yさんの「就職活動の極意」から読者さんのキャリアについて考える機会を得ることができればと願っております。
大手食品メーカー内定者Yさんの簡単なプロフィール
大学:MARCH
志望業界:食品
就職活動開始時期:3年生4月
学生時代頑張ったこと
・ゼミ活動(リーダー)
・短期留学(リーダー)
OB訪問の数:4人
選考企業数:30社
内定数:1社
インターンシップ参加企業数
サマーインターンシップ:8社
オータム・オータムインターンシップ:10社
就活で意識したこと
本日はインタビューを答えて下さりありがとうございます。早速、質問していきます。
Yさんが就職活動において意識をしたことは何ですか。
こちらこそありがとうございます。
就職活動において意識をしたことは主に2点あります。
- 早めから動くこと
- 足で企業を知るようにすること
この2点でそれぞれ詳しく説明していきます。
Yさんのイメージとは程遠いのですが、個人の特定を避けるために上記のアイコンを設定しました。
早めから動くこと
1点目は早めから動くことを意識しました。
3月解禁の就職活動を意識して就活を開始してしまうと時間が圧倒的に足りません。それは企業分析・自己分析だけでなく選考対策など全てにおいて時間が足りません。
そのことを予め先輩から聞いていたので3年生4月から就職活動に本腰を入れました。就職活動の初期では大学のキャリアセンターを使うなどして就活の基礎知識を学びました。(ES対策講座・面接対策講座etc)その後はインターシップへ参加してました。
足で企業を知るようにする
次に2点目は足で企業を知るようにすることを意識しました。
企業情報についてはスマホで簡単に調べることができます。しかし、私は企業分析を行う上で実際に足を使うことを意識しました。そのためにOB訪問やキャリアセンター、インターンシップへ精力的に参加をしました。
インターンシップに関しては夏からたくさん参加しました笑
就活でやって良かったこと
では、次の質問です。就職活動で実際にやって良かったことは何ですか。
こちらについては1点に尽きます。
ズバリ、やって良かったことは「インターンシップへ参加する」ということです。
インターンシップは参加をすることで色々な社員の方と会うことができ、企業理解を一番深めることができたと感じます。本選考の練習にもなるので勉強にもなりますよ。
可能であれば、5日間のインターンシップには確実に参加をすべきです。
私もそのインターンシップから早期選考ルートに乗ることができました。
また、食品業界は早期選考が多いので参加することを特にオススメします。食品限らず、選考が不可欠なインターンシップは企業側・学生側双方に力を入れている場合があるので参加した方がいいです。
面接対策について
インターンシップへ参加することは大切だと聞いたことがありますが、こうして内定者の方から伺うと納得します。次に面接の時に意識をしたことを教えてください。
面接の時には下記の2点を意識しました。
- 自分に自信を持つこと
- 話すネタを最低でも3つは持っておくこと
どこの就活サイトでも似たようなことを言っておりますが、やはり、この2点は面接において非常に重要だと感じました。
自分に自信を持つ
自己PR・過去の経験を話す際に熱意を持って「伝える」ことを心がけました。
これまで私はゼミ活動や海外留学の際にリーダーとしてそれなりに頑張った経験がありましたので、自信を持って面接に取り組むことができました。
自身の発言に自信を持つためにも、1年生から2年生の時に面接で言えることを準備しておくことが大切と感じます。
繰り返しにはなりますが、面接では自信を持つことが大切です。
誇れる経験がない人でも、自信だけは持つことはできます。一番勿体無いのは、自分のガクチカに自信を持つことができないことです。
話すネタを3つ用意する
1つのエピソードで絞っておくと危ないので、最低でも3つくらいのエピソードは持っておきましょうね。
面接官は多様な角度から学生の価値観を探ろうとするので、エピソードはたくさんあった方が良いです。そのためにも、自己分析は入念に行った方が良いですね。
自己分析について
自分に自信を持つために事前の下準備が不可欠っていうのがとても共感できます。
面接を行う上で必要な自己分析ってどのくらいまで行いましたか。
就活初期にサークルで大手食品会社に行った先輩から自己分析の方法を教えてもらい、その方法を実践していました。
どのようなものかと言うと「楽しい」と感じる経験を深掘りする方法です。
この問いを紙に書いていきました。私の場合、それがそれが「食」でした。
他にはモチベーショングラフを活用した自己分析を行いました。小学校から今までの喜ぶポイント・退屈するポイントを把握するやつです。
おすすめの自己分析方法
→Utsuさんが提唱する人生の目的とは何か?概要から見つけ方まで解説します。
内定承諾について
「楽しさ」から仕事を探す方法は新しい発見です。
Yさんが内定した後にその会社に決めた理由を教えてください。
2つの軸から1つの会社に絞ることにしました。
私はこれまで1年間就職活動をしてきて食品会社を20社近く見てきました。
その中で
- 自分に合っている会社
- 自分ができる仕事内容
の2つの軸で内定承諾を決めました。
これだけ会社を見てきたので、これから先に内定した会社よりもいい会社を見つけることはできないだろうと感じたのも要因の1つにありますね。
内定者について
しっかりとした軸がYさんにはありますね。
早期内定者懇親会があったと聞きましたが、どんな学生が大手食品会社にいましたか。
内定した会社では今年80人くらいの採用活動を行う予定で、今現在で80人中28人が早期選考内定者として決まっているらしいです。
したがって、28人の内訳ということで述べていくと28人中3人が文系で25人中21人が理系院生でした。
早期選考ということもあって、サマーインターンシップの同じグループのメンバー20人中で7人がいました。 このサマーインターンシップが2回あったみたいで合計14人が内定者にいました。
私と同じ職種の学生ではそれがほとんどでしたね。他の職種のことは分かりません。
学生の特徴としては先ほど述べたように理系が多いのですが、理系でも活気のある人が多かったのが驚きました笑。学歴についてはマーチから東大の学生でした!
就活生への一言
食品業界にも活気、コミュ力が求められるのですね。その点に関しては少し意外でした笑。
最後に就職活動を行っている学生へ一言ください!
先述したように3月から6月にかけて就活を意識するのではなく、早期から就職活動を始めるといいです。
早期から就職活動を始めてオンオフを切り替えて大学生活を楽しみつつ臨むことをオススメします。
早期から始めるとキャリアにおいて悩みが多くなると思いますが、その度にキャリアセンターや先輩に相談して解消していきましょう。
食品業界を志望している学生へ
食品業界はESがきついのでしっかりと添削をしてもらって提出しましょう。
そうしないと普通に落ちます笑
私からはそんなところですかね。
Yさん本日はお時間を頂き本当にありがとうございました。この記事を読んで少しでも多くの学生が納得のいく内定を取れるようになることを願っております。
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・大手金融機関内定者は語る【就職活動の極意】|ガクチカから強みの見つけ方まで解説。
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