金融を分かりやすく理解したい。
金融業界に興味がある!
このような方に向けて、本記事では金融業界を理解するのに最適な名作金融映画を8本紹介していきます。
「金融」という難しい概念を理解するための1歩として、映画を観てイメージを掴んでみてはいかがでしょうか。
金融を学びたい人必見!金融映画8選
この記事では年間50本近く映画を観る私が、金融業界・金融そのものに興味がある人にどうしてもみて欲しい良作を8作品ご紹介します。
実際に全ての作品を観たことがある私だからこそ話せる切り口から、最高の7作品を紹介してければと思います。
参考記事
・一流ビジネスマンは必見!?休日中に観るべき名作映画7選。
ウルフ・オブ・ウォールストリート
学歴や人脈もないまま、22歳でウォール街の投資銀行で働きだしたジョーダン・ベルフォート(レオナルド・ディカプリオ)。巧みな話術で人々の心を瞬く間につかみ、斬新なアイデアを次々と繰り出しては業績を上げ、猛烈なスピードで成り上がっていく。そして26歳で証券会社を設立し、約49億円もの年収を得るまでに。富と名声を一気に手に入れ、ウォール街のウルフという異名で呼ばれるようになった彼は、浪費の限りを尽くして世間の話題を集めていく。しかし、その先には思いがけない転落が待ち受けていた。(yahoo!映画より引用)
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この映画を観るべき理由
証券リテールのイメージを掴めるかも?
金融系映画の中では、レオナルド・ディカプリオが出演していることからかなり有名な作品です。
本記事でこれから紹介していく作品は、主に金融のバックオフィス部門を題材としている作品になるのですが、こちらの作品は証券リテールで成功をされたジョーダン・ベルフォートの実話をもとに作られれた作品となっています。
リーマンショック以前の非常に活気のあった金融業界を本作品を通してイメージすることができるのではないでしょうか。
大逆転
フィラルデフィア。一方は、大会社の経営陣のひとりとして手腕を見せるエリートで金持ち青年ルイス・ウィンソープ。もう一方は、サギまがいの事をやりながら生きている貧しい黒人青年ビリー・バレンタイン。そんな彼らの知らない所で、ウィンソープの会社の会長である2人組が、ある賭けを企んでいた。この2人の環境を入れ換えるとどうなるかという賭けである。そして、何にも知らない二人はお互いの環境が入れ替わってしまい……。(yahoo!映画より引用)
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この映画を観るべき理由
昔の金融の様子が理解できる貴重な作品
今から40年近く前のコメディ映画になっているのですが、面白いだけでなく当時のアメリカの文化背景から金融業界についてまで理解できる貴重な作品となっています。
私はこの作品をAmazonで最近観ましたが、40年近く前の作品とは思えないくらい完成されている作品で現代を生きる我々にとっても非常に学びのある面白い作品です。
ザ・キャピタル マネーにとりつかれた男
フランスの大手金融機関フェニックス銀行の頭取がガンに倒れ、個人秘書として仕えてきた若く実務経験のないマルクが後任に抜擢される。マルクを操ることで実権を握り続けたい頭取と、頭取が死ぬまでのお飾りには調度いいと考える重役たちを出し抜き、頭取の座を永久に自分のものにしようと画策するマルク。しかし、筆頭株主であるアメリカのヘッジファンド・オーナー、ディトマーからの圧力により大規模リストラに踏み切らざるをえなくなる。さらにディトマーは、ある日本の銀行の買収を迫るが、それはマルクに仕掛けられた罠だった….(Amazonより引用)
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この映画を観るべき理由
金融を風刺している仏映画
後半紹介をするマージンコールという作品と同様に、本作品は映画全体がシリアスの雰囲気の中で進んでいく見る人によっては意見が別れるような作品です。
内容が他の作品と比較して専門的なので、金融や経済についての基礎知識がありコメディを観たくない方にとっては非常に楽しめる映画です。
ウィザード・オブ・ライズ
ロバート・デニーロ(バーニー・メイドフ役)とミシェル・ファイファー(ルース・メイドフ役)主演。このHBOフィルム製作作品は、投資家の妻と息子たちが目もくらむほど眩しいスポットライトの元に投げ出される間にも、バーニー・メイドフのポンジスキームを構成した策略、嘘、隠蔽工作を精査する。アレッサンドロ・ニヴォラ、ネイサン・ダロウ、クリステン・コノリー、リリー・ラベ、ハンク・アザリア共演。(Amazonより引用)
この映画を観るべき理由
元NASDAQ会長の巨額詐欺事件に迫る
NASDAQ株式市場設立の立役者として、金融業界で確固ある地位を築いてきたバーニー・メイゾフの巨額詐欺事件を取り上げた映画です。
この映画を作成するに当たって、HBOは幾度にも渡ってバーニー・メイゾフ本人に取材をしたという事実からも分かるように内容が現実的でかつシリアスに作られています。
この映画は有名ではないのですがHBOが作成した映画であるという点、実話をもとにした映画であるという点で私は視聴をおすすめします。
アメリカン・サイコ
80年代のニューヨーク。27歳のハンサムなヤッピー、パトリック・ベイトマンは一流企業の副社長。高級マンションに住み、美しい婚約者もいる彼は一見誰もが羨む生活を送っていた。しかし、彼の心の中には深い闇が広がっており、突如襲う衝動に突き動かされ、夜の街をさまよいホームレスや娼婦を殺害していたのだった……。(yahoo!映画より引用)
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この映画を観るべき理由
外資系金融機関で副社長として働く主人公には裏の姿があった。
一見するとサスペンススリラー映画ですが、ギャグ要素も沢山ある変わった作品です。
お金にまみれた金融業界を中心に、90代アメリカの世相を表しているような映画となっております。
若くして高級なブランド品を身につける主人公。周りの誰もが彼を羨ましいと思う中、彼はある葛藤を胸に生きているのであった。
この映画でもっとも緊張感の伝わるシーンが、名刺交換のシーンです。
名刺交換という何気ない一連のシーンにここまで緊迫感を出すことができる作品は私は観たことがありません。
好き嫌いが分かれる作品だと思いますが、好きな人はたまに見返したくなる良作です。
私はこの作品になぜかハマってしまい3〜4回は観ました。
マネー・ショート 華麗なる大逆転
2005年のアメリカ。金融トレーダーのマイケル(クリスチャン・ベイル)は、サブプライムローンの危機を指摘するもウォール街では一笑を買ってしまい、「クレジット・デフォルト・スワップ」という金融取引で出し抜いてやろうと考える。同じころ、銀行家ジャレド(ライアン・ゴズリング)がマイケルの戦略を知り、ヘッジファンドマネージャーのマーク(スティーヴ・カレル)、伝説の銀行家ベン(ブラッド・ピット)らを巻き込み……。(yahoo!映画より引用)
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この映画を観るべき理由
リーマンショックがなぜ起きたのか・金融を分かりやすく学べる
2008年に世界的不況を引き起こしたリーマン・ショックについて、当時の金融機関の状況や関係者が何を感じていたのかを分かりやすく理解することができる最高の映画です。
空売り、CDS、CDO、サブプライムローンなど難しい金融用語を分かりやすく理解することができるため、金融業界に興味がある人は必ず観た方が良い作品です。
日本でのPRの仕方でコミカルな印象を抱きやすい本作品ですが、内容はシリアスです。
リーマン・ショック時に業界を騒がせる空売り(ショート)を実行することで莫大な富を得ることができたトレーダー、銀行家が、世界が不況に陥る中で自分だけが儲かることをしていいのか?という葛藤をリアルに描いています。
誰もが不況に気がつかない中、自分だけが不況の前兆を察知することができたら一体どのような行動をとりますか?
◆こちらの記事もあわせて参考にしてみて下さい
・観る前にこれを知れば『マネー・ショート』がもっと面白くなる!5つの経済用語
・金融用語に振り回されない!どこよりも分かりやすい『マネー・ショート 華麗なる大逆転』解説
ウォール街
一攫千金を夢見る若き証券マン、バド(C・シーン)は、業界のフィクサー的存在である大富豪ゲッコー(M・ダグラス)に取り入ろうと必死だった。父(M・シーン)の勤める航空会社の情報を流したことによって、その夢はかなえられ、バド自身も大金を手にするが……。(yahoo!映画より引用)
この映画を観るべき理由
成功を誰よりも望む男の成り上がりストーリー
この作品を知っている方自体を知らない方も
「欲は善である(Greed is good)」
という名言については知っているのではないでしょうか?
この作品は、金融業界での成功を夢見た主人公が野心のあまりにインサイダー取引に手を出してしまう男のストーリーです。
成功を手にするために、成り上がるために、手段を選ばない主人公にどのような結末が待っているのか、考えさせられる映画になっております。
ビジネスで成功を手にするにはリスクは付き物です。
しかし、取るべきリスクを間違えるとこの主人公のようになってしまいます。
マージン・コール
2008年、ニューヨーク・ウォール街にある投資銀行で、突然の大量解雇が発生。リスク管理部門の責任者からUSBメモリを渡された部下のピーターは、そのデータから会社が大きな負債を抱えていることを知る。会社は市場が混乱する前に不良債権の処理を決断するのだが…。(yahoo!映画より引用)
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一流ビジネスマンがこの映画を観るべき理由
リーマン・ショック前夜を描く隠れた名作
リーマン・ショックについて描いた作品はマネーショートを含め、数多くの作品があります。
その中でもマージン・コールは、不況を引き起こしたキッカケでもあるリーマン・ブラザーズに焦点を当てた作品になっています。
外資系投資銀行の裏側を知りたい方にはオススメします。この作品ほど投資銀行の様子を描いた作品は私は観たことがありません。
名作映画を2ヶ月間無料視聴する方法
この記事を読んで下さるような忙しい方にとっては、
毎日映画を観ないので、なるべくお金を払わずに楽しみたい。
観たいと思える作品は少ないのでサブスクに登録したくない。
このように考える人が多いと思います。
したがって、最後にお金を掛けずに本記事で紹介をした名作映画を見る方法について解説していきます。
現在、下記の2つのサービスでは1ヶ月間無料のキャンペーンを行っているので、「観たい映画が少ない人」や「映画に時間をあまり使いたくない人」にとってはお得なキャンペーンだと思います。
そして、この2つのサービスを押さえるだけで殆どの名作映画をカバーすることができます。
観たい映画を事前にリストアップをして、U-NEXTとアマゾンプライムを1ヶ月ごとに無料キャンペーンを利用することができれば、合計2ヶ月分無料で映画が観れてしまいます笑
2ヶ月間映画を見ることができれば、映画マニアじゃない限り観たい映画を全てカバーすることができるはずですのでおすすめです。
ぜひ、お試しください!
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