・皆さん「孤独」をどのように捉えていますか。
・他人と群れずに一人になれる時間はありますか。
この記事の内容はラジオトークでも発信しております。
忙しい方はラジオトークでチェックしてみてください。
私について
私が過去を振り返って人間的に一番成長することができた時期はいずれも孤独と感じた時でした。
予備校に行かずに一人で浪人をした時、長期インターンで一人で大変だった時、ブログやnoteを使って収益化に向けて一人で努力をした時、いずれの経験も私にはかけがいの無い経験でスキル・マインドを成長させたと言えます。
周りが遊んでいたり、群れている中で、自分ただ一人悩み、苦しみ、行動することは私は成長への近道だと思います。
これまでの私の経験を踏まえて、孤独が人を成長させる理由について具体的に解説していきます。
これから何かを本気で頑張りたい人にはきっと参考になるはずです。
孤独が人を成長させる理由
はじめに、私は孤独を辛く感じる人の気持ちは凄く理解できます。
私は中高時代ずっと誰かと一緒に行動をし、その群れから外れることに恐怖を感じていました。
集団から外れて一人になることを想像するだけで辛いほどでした。
そんな性格だった私は、一緒にいてつまらない、苦しいと感じることがあっても我慢することでその場をやり過ごしていました。
人は群れていた方が安心します。
しかし、人と群れることで自分の人生と真摯に向き合わない生き方をする方が好ましくないと感じるようになりました。
中高時代の友達で今も友人である人なんてごく少数ですし、ましてや自分が金魚のフンのように付いていた人との現在までの交流なんて皆無です。したがって、他人からの目を気にせず自分の目標・欲求を通した方が長い人生で捉えた時に幸福ではないかと思います。
したがって、私は孤独を好みます。
では、孤独が人を成長させる理由について述べていきます。
自分と向き合うことができるため
孤独が人を成長させる理由の1つ目は自分と向き合うことができるためです。
人間は他人と群れていると自分と向き合うことができません。また、他人の意見に染まる可能性もありますし、群れていると自分の意見を深めることもできません。
自分と向き合うことが出来なければ、自分が「今何をしたいのか」「どうなりたいのか」など未来を描くことができません。未来を描くことができなければ、そもそも成長する機会は生まれないと思います。
まずは、自分の心の声に耳を傾けて本心を聞いてみましょう。群れていてはダメです。
時間を生み出すことができるため
孤独になれば時間を生み出すことができます。
行きたくない飲み会、イベントなど断ることができれば、その時間を全て自分に向けることができます。この時間の積み重ねが成長への投資となってくれるはずです。
行きたくない時間に労力を投資するリターンと自分のやりたいことに投資するリターンとでは、リターンの大きさは明確なはずです。ここで言いたいのは全ての飲み会を断るのではなく、自分の期待リターンが見込まれない飲み会は断るべきということです。自分の時間を何に割くのかを投資家の視点で考えてみれば結論は出せるはずです。
孤独を選択肢として持つだけで判断の幅が格段に広がります。
責任の所在が自分になるため
孤独になると責任の所在が全て自分になります。
孤独な人は物事を判断していく際に全て自分で決めなければなりません。
この自分で決めるということを、他人に依存せずに続けていくことで、成長が加速します。
それは、自分で決めるということは非常にストレスのかかる行為なためです。誰かに決めてもらう、人の言いなりになるのは簡単なことです。しかし、それは逆を返せば自分の本来行うべきだった決断、成長の可能性を他人に移譲していることと同じなのです。
自分の決める行為には、自分の審美眼・価値観が伴います。
これらを鍛えるためにも人に依存せずに孤独と向き合うべきなのです。
孤独になることが辛い人へ
孤独が人を成長させる理由について4つのポイントで解説してきましたが、それでも孤独になることが怖い人はいると思います。
そのような方のために私なりの視点で孤独になるためのマインドセットについてお伝えします。
他人はあなたのことを気にしない
まず、他人はあなたのことを気にしないということを人間関係の前提に持つべきです。
私も孤独になるための最初の関門が人間関係でした。誰かに馬鹿にされたり、陰口を言われたりしたらどうしようかなど孤独になれない人は感じるはずです。
しかし、私の経験上から他人は自分のことをあまり気にしていないということが分かりました。たとえ、馬鹿にされたりしても数ヶ月もすればみんな忘れています。他人からの意見なんてそのようなものです。
誰かがあなたの大切な時間を奪っている
次にお伝えしたいのが、誰かがあなたの大切な時間を奪っているという認識を持つことです。
自分で決断せずに人と群れているということは誰かがあなたの時間を奪っていることと変わりないのです。自分が我慢するということは誰かのために我慢をしているということで、その誰かがあなたの時間を搾取しているという認識を持ちましょう。
自分の時間は自分の判断のもと使うようにすべきです。
自分の人生を誰のために使うのか
3つ目にお伝えしたいのが、自分の人生を誰のために使うかということです。
人生を捧げたいと思える人がいる方は例外ですが、基本的に自分の人生は自分のために使いたいはずです。だったら、自分の人生のために使う努力をすべきです。群れていては自分の人生と向き合うことはできません。
孤独になって初めて、自分の人生と向き合えるのです。
誰しも孤独を感じている
人は誰しも孤独を感じています。
一見すると、友達が多いような人であっても、お金持ちであっても、必ず孤独を感じています。
そして、人は必ず最終的には死ぬ時に一人になります。
皆、この事を本質的には理解しているはずです。
この事実を理解するために、「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」は最適な映画だと思います。この映画を見るたびに、人生観について考えさせられます。
Amazonプライムビデオでこの作品をみる
Netflixでこの作品をみる
U-NEXTでこの作品をみる
孤独になるために今からできること
以上のマインドセットで孤独になることへのハードルが低く感じるようになりましたか。
では、次に孤独にあるために今からできることについて述べていきます。 自分の人生と向き合うための準備をしましょう。
気乗りしない予定は全てキャンセルする
孤独になるために今からできることの1つ目は気乗りしない予定は全てキャンセルすることです。
この点は散々述べてきました。自分の期待リターンを考慮して、行くべきではない予定は全てキャンセルしましょう。その時間を使って、自己投資へ時間を使いましょう。
人間関係を見直す
次にできることは、人間関係を見直すことです。
人間関係によっては自分の成長を妨げるようなものがあります。そのような環境ではいくら自分の意思が強かったとしても悪い方向へ流されてしまいます。このような事態にならないためにも人間関係を見直すべきです。
本当に仲良くしたい人とだけ付き合い、その他の時間は自分のために使いましょう。
まとめ
この記事では孤独が人を成長させる理由について解説しつつ、今から孤独になるためにできることについて述べてきました。
繰り返しになりますが、人は孤独を経験することで格段に成長することができます。
本気で何かを達成したい、成長したい方はぜひ上記を実践してください。
時間は有限です。今から決断すべきです。
私がおすすめする本
私がこの記事を最後まで読んでくださったあなたにおすすめしたい本は、岡本太郎さんの「自分の中に孤独を抱け」という本です。
私が辛く孤独で苦しい時、岡本太郎さんの強い言葉が胸に刺さりました。
何者かになろうと、もがきながら孤独に苦しむあなたにイチオシの本です。
コメント