権利と主張が大切である理由

権利と主張が大切である理由社会人日記

就職活動で自己分析を行う中で、私の考え方の根底には「権利と主張」という概念が存在することに気がついた。 私が定義する「権利と主張」とは、主張するためには権利が必要で権利を持たずに主張することは悪であるという意味である。

もっと具体的に説明すると、Twitterで誰かを批判する時には批判できるだけの人物であることが前提にあって初めて批判することができるということである。

私は有名人や著名人を批判する正義感のある並な人間が大嫌いである。

特にお金持ちへの批判がTwitterでは多く見られる。前澤さんが一人親のための事業を発表した時にも、正義感のある並な人間が多く蔓延り前澤さんを批判していた。

発言の一部分を切り取り、勝手に解釈をし批判をする。その人のインサイトを無視して正義を振りかざすことに満足する並な人間たち。

このようなカオスがTwitterという媒体では繰り広げられている。

これまでも、このようなカオスに気持ち悪さを感じることはあったが言語化できていなかった。しかし、改めて事実を分析した時に私の中に存在していた価値観は「権利と主張」であると気がついた。

この記事では、「権利と主張」という価値観を共有すべく下記の内容に沿って話を進めていきたい。

権利を無視して主張する危険性

権利を無視して主張する危険性

権利を無視して主張することの危険性は、従来のシステムを歪めることになる点にある。

そもそも、人間に中には誰かを批判することで自身の自己肯定感を上げようとする、安心感を得ようとする者が少なからず存在する。マスコミが芸能人・政治家批判を頻繁に行い視聴者の満足感を高めようとするのも、批判によって満足感を得ようとする者への配慮であろう。

このように少なからず人間は日常的に仮想敵を作り出し、人は石を投げる対象を探している。SNSが普及するまでは人に石を投げる対象者がマスコミの仕事であったが、SNSの普及に伴い一般の人間が石を投げる権利を手にしてしまった。

当初、SNSが普及することで一般人のリテラシーは高まり、民主主義が機能すると思った人は少なくないだろう。理論的には、確かにそうである。情報が何でも手に入ることで一般人の教養は養われ、一人一人が主張することで民主主義は働くと思ったに違いない。

しかし、現実はどうか。教養のない人間が一人一人が身勝手に主張する民主主義が生まれてしまった。これが私が思うネットである。

話を本題に戻すと、この教養のない人間が主張することでこれまでマスコミが行っていた以上に配慮のない批判が発生するようになる。身勝手に人を傷つけ、嘘を流し、自分の都合の良い解釈を流す。場合によっては、従来のシステムを覆すような力にもなりえると考える。

権利と主張が大切な理由

権利と主張が大切な理由

先で述べた、従来のシステムを不本意に覆すような危険性を考慮し、主張には権利が必要であると思った。

権利とは自分の存在を証明するもの、実績や名前、経歴など社会からの信用を指す。この信用を担保に主張するような環境があれば良いと思う。

経済問題に対して、経済知識のないものが批判をしているように同じ立場でない人間が批判を行っているのは可笑しな話である。マスコミは批判することを目的とし良い方向へ持っていく議論を展開しようとしない。同じことがSNSでも存在している。

主張に権利という概念を持ち込むことでできれば、主張する人間は自分の信用を担保にして発言をするために不本意な発言はしなくなるだろう。もっと、建設的な議論ができるようになると感じる。

権利と主張を日常生活へ転用

権利と主張を日常生活へ転用

これまで述べてきた話は日常生活でも転用できる点は多くある。

あなたの周りには正義感だけが一人歩きしているような実績のない人間はいないだろうか。

他人のこと批判する割には、批判するだけの実績が伴わないような人間である。私はブログを始めた時に何人かから否定的な意見を受けた。

・おまえはPVを取れない
・香ばしい
・内容が面白くない

面白いことに私を批判してきた人は例外なくブログをしたことがない人間であった。

このように日常生活にもSNSに蔓延る正義感のある並な人間が存在する。

私は別に彼らの発言に影響されることはないのだが、仮に影響されてしまい初めの一歩を踏み出せない人間がいるのなら、これは重大な機会損失だと思う。

このような機会損失を生まないためにもやはり、主張には権利が必要なのではないかと思う。

他人からの発言を耳にした時は注意すべきことは
「何を言ったかのではなく、誰が言ったか」というのもあながち間違えではないだろう。

まとめ

この記事では「権利と主張」の重要性について、マスコミ・SNSの現状を触れつつ日常生活でも似たような現象が起きていることを解説してきた。

全ての人に私の考えを理解して欲しいとは思わない。

少しでも似たような考えを持つ人がいるならば、価値観を共有していきたいと思う。

私はSNS・マスコミが好きだ。だからこそ、SNS・マスコミがこれ以上良くない方向に進まないで欲しい。

その思いで今回はこのテーマで記事を書いた。

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