この記事では、このような疑問を全て解消していきたいと思います。
【新卒】逆質問で面接官の評価を劇的に変えるには?
◆本記事の内容
・多くの学生が逆質問を勘違いしている?
・逆質問で学生に求められること
・学生が行うべき逆質問・具体例
◆この記事の信頼性
この記事を書いている私は、昨年度就職活動を行い 大手企業からベンチャー企業まで複数社から内定を得ることができました。
現在は、Matcherの社会人ユーザーとして30人近くの学生から相談を受ける立場になっています。 私が相談を受けた学生は大手企業からバンバン内定を貰い始めています。
私自身の経験と相談を受けた学生の特徴から、どのような逆質問を聞くことが「面接官にとってウケが良いのか」を解説していきたいと思います。
多くの学生が逆質問を勘違いしている?
まず、多くの学生は逆質問を勘違いしています。
「無難に活躍できる人材について聞こ〜」
「適当に面接官のキャリアを聞いておけばOK」
このように逆質問を他の面接でも使える、ありきたりなテンプレートの逆質問でこなしている人は少なくないと思います!
逆質問を面接で余った時間だと勘違いしていませんか?
ありきたりなテンプレートな逆質問で
せっかくの面接を本当に終わらせてしまって良いのでしょうか?
私はこの学生の逆質問に対する取り組みが、面接官の評価を下げてしまう要因になっていると思います。
逆質問で面接官が学生に求めること
私は逆質問で面接官が学生に求めることは、
「面接官の最終的な評価を後押しして欲しい」ことにあると考えます。
面接官は、面接を通して
本当にウチに来たいのか?
活躍できる人材なのか?
カルチャーフィットするのか?
など様々な採用要件から学生を判断しています。
しかし、面接官はあくまで人です。
様々な要因が絡む面接の中で学生の特徴を全て理解することは不可能です。
多くの学生が似たり寄ったりなガクチカや志望動機を話す中で、決定打となる発言を求めています。
その最後の決定打となるものが逆質問で、学生には「面接官自身の最終判断を裏付ける発言」を求めており、評価を後押しして欲しいと裏では思っているはずです。
つまり、逆を返せばこの判断を決めかねている面接官の評価を最終的に好転させる絶好の機会が逆質問になります。
したがって、逆質問は面接官に対する最後のアピールチャンスなのです。
学生がすべき逆質問・具体例
以上の前提をもとに、学生が逆質問をすべき逆質問は企業理解の証明と成長意欲のアピール、面接官の感動エピソードの3点を盛り込んだ質問が最善な質問になります。
この3点について具体的に述べていきます。
企業理解の証明を示す逆質問
企業理解の証明を示す逆質問とは、学生がどれだけ会社のことを事前に調べているのかを面接官に証明させる質問になります。
この質問をすることで、面接官は学生の志望度や熱意、など「本当にウチに来たいのか?」という疑問解決に繋がります。そのためには、会社のビジネスモデルや最近のニュースなどを収集しなければなりません。
企業理解の証明を示す逆質問:具体例
企業理解の証明を示す逆質問の具体例には下記の質問が挙げられます。
・私は〇〇事業部に関わりたいと考えますが、最近のコロナの影響で〇〇が考えられますが事業部への影響はどのようにお考えでしょうか。(事業部の理解)
・御社の最近の〇〇事業への参入は競合A社との差別化を図っての戦略だと考えますが、実際はどのような意図で行われたのでしょうか。(会社・業界の理解)
これらの質問はあくまで具体例ですので、このまま質問を使わずに自分でアレンジして使ってみてください。
但し、付け焼き刃の企業理解は大きな墓穴を掘ることになりますので注意は必要です。
成長意欲のアピールができる逆質問
成長意欲のアピールができる逆質問とは、学生がどれだけ会社で活躍したいのかを伝える逆質問になります。
この質問をすることで、面接官は学生への「活躍できそうな人材なのか」という疑問解決に繋がります。
多くの学生が
「活躍できる人の特徴を教えてください」
「御社のカルチャーについて教えてください」
など、この成長意欲をアピールする質問をしていますが、少し弱いです。
成長意欲を面接官に効果的に伝えるためには、自分の考え+質問の構造で質問することが好ましいです。
質問の前に自分の行動・考えを付け加えることで、学生の考え方や行動を示すことができます。
成長意欲のアピールができる逆質問:具体例
成長意欲のアピールができる逆質問の具体例には下記の質問が挙げられます。
・OB訪問で御社のカルチャーは〇〇と感じましたが、実際〇〇さんからみてどのようにお感じでしょうか。
・仮に内定を頂いた場合に、早期で活躍するために入社までに〇〇のようなスキルが必要だと思いますが〇〇に関してはどのような勉強をしておけば良いでしょうか。
質問はあくまで参考程度に自分でオリジナルな質問を考えることをオススメします。
面接官の感動エピソードを引き出す逆質問
面接官の感動エピソード引き出す逆質問とは、面接官にこれまでのキャリアを通して苦労した点や会社で活躍できている理由など、面接官のパーソナルな部分を聞く逆質問になります。
この逆質問は、面接中に手応えを全く感じなかった学生が行う最後の挽回策です。
面接官の反応が全く良くない場合、面接官はあなたのことを印象的と感じていないケースが多いです。面接官の心が全く動いていない、このような場合は無理やり面接官の心を動かす必要があります。
心を強制的に動かすために、面接官に過去の体験を話してもらいましょう。
過去の仕事でのエピソードを話してもらうことで、その時感じた感動を思い出してもらうのです。
面接官の感動エピソードを引き出す逆質問:具体例
面接官の感動エピソードを引き出す逆質問の具体例には下記の質問が挙げられます。
・〇〇さんがこれまで行ってきた中でやりがいのあった仕事は何ですか。
・〇〇さんが活躍されている理由についてお聞きしたいです。
面接官の感動エピソードを引き出す逆質問は、面接官によってむしろ雰囲気が悪くなるケースがあるのであくまで最終手段として活用しましょう。
まとめ
逆質問を方法を企業理解の証明と成長意欲のアピール、面接官の感動エピソードの3点で述べてきました。
この3点を重視するより大切なことは、「自分自身がその会社に入ってどうなりたいのか」という強い意志です。この強い意志があれば、自然と先ほど述べたような逆質問の仕方に切り替わるためです。
◆この強い意志とは何か?それは人生の目的を探すことから始まります。
これからの就活に欠かせない!Utsuさんが提唱する人生の目的とは何か?概要から見つけ方まで解説します。(Utsuさん公認)
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