新卒1年目がそろそろ終わりを迎えようとしてるので、この記事を通して入社一年目の振り返りを行いたいと思います。これから社会人になろうとしている学生に少しでも有益となる情報をお伝えできればと思います。
色々なサイトをこの記事を書く前に調査をしてきたのですが、社会人一年目の人間が書いた振り返り記事が意外となかったので、少しでも多くの方の参考になればと思います。
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はじめに
この記事を書いている私は、社会人一年目の新入社員です。
都内のIT企業で働いております。
コロナ禍でリモートでの入社式を迎え、社会人一年目のほとんどをテレワークで過ごしてきました。
会社の業績に関しては幸いコロナの影響を受けにくい業態であったことから大きくな変動もなく、金銭面では困ることはありませんでした。
社会人一年目、結構つらいことが多かったです。
もちろん、嬉しかったこともありました。
このようなことを共有し、これから社会人になろうとする学生や社会人一年目の方の参考になっていただければと思い、本記事を書くことにしました。
社会人一年目の振り返り
社会人一年目を振り返ってみた時に、下記の2点を主に感じました。
- 仕事ができない
- なんだなんだ運が重要
どちらもほとんど毎日思っていたことです。
きっと、これから社会人になる人は同じように感じるでしょう。
仕事ができない
社会人一年目で一番、私が感じたことは、
「まじで仕事ができない」
になります。
自分で言うのもなんですが、私は学生時代からベンチャー企業で長期インターンをしていたりと、仕事に関しては自信がありました。
しかし、実際に仕事が任されるようになってから、仕事ができないことに毎日悩まされ続けました。
(もちろん、今現在も仕事ができる訳では全くありませんが、当時と比較して幾分かはマシになったと思います。)
仕事ができないことに関しては、当たり前と言えば当たり前だと今振り返ってみると思います。
業界未経験の新入社員が業界経験の長い方と同じだけのパフォーマンスが発揮できるはずもありませんし、同じレベルの会話さえもできるはずがないのです。
この事に当時は気づくことができず、「なんで俺ってこんなに仕事が分からないのだろう」と毎日苦しみながら仕事をしていたのを覚えております。
なんだなんだ運が重要
2点目は、実力以上に運が大切だと言うことです。
- 配属先
- 上司との相性
- 仕事内容
- 同期との人間関係
など、学生時代と比較して運によって決定されてしまう事柄が社会人は非常に多いです。
言い換えれば、学生時代と比較して、社会人生活は自分でコントロールできることが少ないので、運に頼らざるおえないことが増えたとも言えます。
もちろん、根回しするなど運を引き寄すことは可能ですが、最終決定はあくまで外部になってしまうのでコントロールは不可能に近いです。
私がここで言いたいことは、自分の思うように何事も上手くいかないということです。
会社での意思決定において新人ができることなんてたかが知れています。
そこを無理にコントロールをするのではなく、今の現状に対して価値を見出していく方が大切ではないでしょうか。特に、これから大手企業で働こうとしている方は、この事実を強く実感するはずです。
これから社会人になる方へ向けて
次に、これから社会人になる方に向けて行った方が良いことについて解説をしていきます。
これから紹介をしていく内容は、社会人生活を上手く進めていくためには欠かせない要素となっております。
目標・やりたいことを明確にする
目標・やりたいことを明確にしておくことは非常に重要です。
目標・やりたいことを明確にしておかないとチャンスが逃げてしまうためです。
私の会社では、定期的に上司との振り返りミーティングがあって、私はこのミーティングのたびに上司にやりたいことを伝えていました。今思い返すと、このミーティングで発言した目標と類似した仕事や配属先にしてもらっていると思います。
この経験から思うことは、上司などの意思決定権を持つ方には早い段階で、必ず「自分が何者」で、「何がしたいのか」を伝えた方が良いということです。
そうすれば、あなたにとっての良いチャンスが今後必ず回ってくるはずです。
社外の人とも交流する
社内の人間だけでなく、社外の人と関わりをもった方が絶対に良いです。
社外の人と関わりを持つことで、自分の今いる環境を客観視することができるだけでなく、キャリアの選択肢を広げることができます。
この活動は若手社会人こそ、行うべき活動です。
それは若いというだけで容易に会ってもらいやすいですし、視野・キャリアが狭まっていく前に選択肢を知っておくことで正しい選択を導く出すことになるためです。
私は社外活動の一環として、CREEDOという社会人のためのOB訪問サービスを活用しました。このサービスでは、キャリア体験談を発信することでお金稼ぐことも可能なので利用しない理由はないです。
ちなみに、このサービスについては下記の記事で解説しています。
→ ハイキャリアこそ、CREEDO(クリード)を登録した方が良い理由
資格はとったほうが良い
資格は時間があるのであれば取った方が良いです。
もちろん、資格を持っていることが直接的に仕事の成果に結びつく可能性は低いです。
しかし、資格を持つことのメリットは、業務で必要な知識を体系的に学習することができる点と、上司に対しての自分の意欲を伝える際の材料となる点です。
ここでは、後者に関して深掘りしていきます。
大手企業など同期が大勢いる環境下で、違いを出すことは非常に難しいです。そのような環境下で一番手っ取り早く、周りと差別化できることが資格取得だと考えています。
資格を持つことで、やる気のアピールだけではなく、自分が何に興味を持っているのかの2つをPRすることが可能になります。
このような観点で資格を取得することはおすすめです。
今では、Udemyなどのオンライン学習ツールがあるので、勉強環境には困らないはずです。
最後に
先ほども述べましたが、キャリアというものは思っている以上に自分の力で切り開くことができないものであると社会人になってから実感をしました。
キャリアを形作る要因のほとんどが人間関係をはじめとする巡り合わせ、すなわち運であると思います。ただ、この巡り合わせは普段の職場での立ち振る舞いや姿勢、志向などによって大きく変動していくものでもあります。
したがって、キャリアは自分の力だけでは切り開くことができませんが、キャリアを切り開こうとする姿勢を持つことが必ず良い意味での巡り合わせに通ずるはずです。
この考え方は私が社会人生活を通して一番変化したキャリアに対する考え方になります。
ぜひ、皆さんの参考になればと思います。
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